大学院国際協力研究科に国際言語コミュニケーション専攻を新設
通訳・翻訳・言語コーディネータのプロを育成
大学院国際言語コミュニケーション専攻とは?
杏林大学国際協力研究科では、来年の4月から、国際言語コミュニケーション専攻(博士前期(修士)課程)を新設 コーディネートこそが、日本にとって最も重要な力になるとの判断によるものです。
もちろん、各国の言語や文学を専門に研究する教育機関はわが国にも数多くあります。しかし、それでは例えば、 日本の文化や社会のさまざまな側面について、これを英語や中国語で適切に紹介するための専門職は十分に 確立していると言えるでしょうか?
新たに設置される国際言語コミュニケーション専攻は、まさにこうしたコミュニケーションの専門家、どのような場面 でも確実に通用するプロを育成するためのものであり、日本だけでなく日本を取り巻く国際社会からの強い期待に 応えたものです。 |
どんな科目をどんな先生が教えるの?
国際言語コミュニケーション専攻が育成するのは、英語と中国語のプロ。そこで、英語コミュニケーション研究コース と日中通訳翻訳研究コースの二つが設けられています。 もちろん目的は明快—国際社会と日本を結ぶ、通訳・翻訳・言語コーディネータのプロを育成することです。 ですから、どちらのコースにも共通して、充実した通訳理論、翻訳理論、演習などの科目が設けられています。 (→科目一覧表 ・ →授業科目の概要。)担当者は、専門分野の研究者としてはもちろんのこと、通訳や翻訳の実務家 として、いずれも日本を代表する業績を挙げている教員ばかりです。
によって徹底した指導が可能であることに加え、さらに次のようなメリットがあるからです。
1、総合大学のメリット 言語コーディネータには、言語的実力とともに、各種の専門分野についての幅広い知識と理解が求められますが、 国際言語コミュニケーション専攻では、こうした各分野の教員に指導を受けられるよう、カリキュラムに柔軟性を持 たせています。これこそ、総合大学ならではのメリットです。
経験を積むことが必要です。国際言語コミュニケーション専攻では、在学中にこのことを十分可能にするため、海外 の大学と連携したプログラムを整備しています。 本学での修士学位(言語コミュニケーション学)のほか、海外での学位取得(いわゆるダブル・ディグリー)も可能 です。(→詳しくは大学院国際協力研究科教務課へお問い合わせ下さい。)
や翻訳の下訳などによる実践的演習を重ねる必要があります。そうした演習の機会をしっかりと確保するために、 国際言語コミュニケーション専攻では、産業界と連携し、インターンシップ研修をカリキュラムの中で行なえるように 整備しています。 |
定員は? 入試は?
国際言語コミュニケーション専攻の1学年の定員は14名。少ないと思われるかもしれませんが、徹底した少人数教 育によって教育効果を最大限に伸ばし、2年間で本当のプロを養成できるようにしたためです。
方に合格すれば、入学できます。)一般選抜のほか、留学生特別選抜、社会人特別選抜などがあります。 (→試験科目や受験資格、試験日程などの詳細は募集要項をご覧下さい。) |
国際言語コミュニケーション専攻では、国際社会に言葉を使ってはばたくことを希求する熱意ある皆さんのご入学を、心よりお待ちしています。
≫杏林大学大学院国際協力研究科教務課 tel 042-691-0011(代)