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【トピックス】 長澤学長に河北大学が名誉教授を授与

 長澤俊彦学長は本学と学術交流協定を結んでいる中国河北省の河北大学から、この度、同大学の名誉教授の称号を授与されました。
河北大学は、22の学部71の学科、及び大学院(修士課程66研究科・博士課程7研究科)を設置し、学生総数45,000人が在籍する、河北省で唯一の国立の総合大学です。杏林大学と河北大学とは1996年に学術交流協定を締結し、教員の互いの訪問、留学生の交換、学術の交流を図っております。
長澤学長は杏林大学の学長に就任した1998年以来、河北大学との友好関係の発展に努めてきたことが評価されたものです。

 10月28日(火)に河北大学で行われた授与式で、王洪瑞学長が「1996年に杏林大学と河北大学が学術交流協定を締結以来、両校は教員の互いの訪問、留学生の交換、学術の交流の面において順調に友好関係が絶えず強められることに満足しております。河北大学は中国教育部と中国河北省政府が共同で建設した重点大学であり、学生は4,5000人在籍し、発展の潜在力が多いと見られております。これから、より深く、より広く交流を強め、科学研究、人材育成、学科の建設等の面で積極的な協力があることを希望しております。」と両校の今後の協力関係への期待を表明し、歓迎の挨拶をしました。

 これに対し、長澤学長は「尊敬する王洪瑞学長先生、並びに今日ご出席戴いております河北大学の諸先生方、私が河北大学から名誉教授の称号を戴きましたことを心から感謝申し上げます。今まで、河北大学と杏林大学との友好関係は、本学の外国語学部を通じて、学生の交流ということで日本語、中国語の勉強の協力関係にありました。今まで、河北大学から杏林大学に日本語の勉強に来られた学生は558名になります。一方、杏林大学の外国語学部生を河北大学に留学させて戴いて、大変貴重な勉強をさせて戴いております。今日、名誉教授の称号を戴きましたことは、私個人だけでなく、杏林大学全体で戴いたと考えております。今後、河北大学が益々発展されますことを心からお祈り申し上げますと共に、両大学間の友好関係が益々緊密になることを心から望んでおります。本日は、名誉ある称号を戴きまして誠にありがとうございました。」と感謝の気持を述べました。
 
 名誉教授授与式の後、長澤学長をはじめ、杏林大学の藤井明元外国語学部長、後藤義次総務部長の杏林大学関係者は、河北大学附属医院関係者の案内で病院施設を見学しました。午後には、李自壮副書記、馮浩樓副学長、柳 副院長他病院関係者が出席し、日本の医療の現状、健康診断センター設置について意見交換をしました。席上、先ず長澤学長が、日本の医療の現状について、特に(1)医師不足、(2)勤務医と開業医の問題、(3)高齢者の医療と介護の問題、(4)国民皆保険制度の問題、(5)医療への不信等について説明しました。続いて、河北大学の柳副院長からは健康診断センター設置の企画について詳細に説明があり、意見交換がなされました。特に柳副院長は中国経済の発展に伴い生活は向上し、今や健康が財産となりつつある。また健康診断は新しい産業分野でもあると強調し、健康診断センター設立で杏林大学の協力を要請しました。

※訪問時の様子は、河北大学のホームページでも大きく取り上げられています。

http://www.hbu.edu.cn/news_detail.asp?id=2245


2008.11.6