【トピックス】　外国語学部オーストラリアクイーンズランド大学英語研修日記

３月２日月曜日２１時３０分に成田空港を出発後、約８時間のフライトで現地時間３月３日火曜日６時３０分にブリスベン国際空港に到着しました。参加した１８名の学生は、飛行機の中ではあまりよく眠れなかった様子で少し疲れていたようですが、体調を崩すことなく無事に到着しました。
まず飛行場から送迎バスで大学付近のバスターミナルに向かい、ここでの生活に必要なバスの乗り換え方や切符の買い方について確認しました。明日から学生たちはホームステイ先からバスに乗り、一旦バスターミナルで大学方面のバスに乗り換えて通学することになります。今日はそのターミナル内の大きなショッピングモールで２時間ほど自由行動をとりました。トラベラーズチェックを換金したり、スーパーで飲料水やお菓子を買うもの、カフェでくつろぐものと、先ほどまで疲れていた学生たちが元気よく行動していました。その後、バスは一路大学へ向かい、オリエンテーション、昼食そしてホームステイファミリーとの対面を経て、学生たちは、これから３週間お世話になる家庭へと向かっていきました。

本日より授業開始です。まず、最初の難関であるバス通学。バスの乗り換えがうまくできずにバスに乗れなかったり、ちょっとしたトラブルがあったものもいましたが、無事に初日の通学はクリアしました。バスから降りてきた学生の顔を見ていると相当バスに乗ることに緊張していたみたいです。日本のバスと違って、車内放送がないので、いま自分がどこにいるかということを周りの風景から判断しなければなりません。そのため、学生たちは一所懸命バスの車窓から景色を頭に叩き込んでいたに違いありません。普段からバスに乗って杏林大学に通っているのですが、やはり初めてのところでは思うようにいかないようです。

授業は午前中３０分の休憩を挟んで９時から３時間、昼食をとったあと、午後に１時間半の合計４時間半行われます。授業初日ですのでなかなか先生の質問に対してうまく答えることができない学生が多くいましたが、少しずつ慣れてくると思います。

今は頭の中に言いたいことが１０個あっても、英語では１つか２つしか伝えられないという「もどかしさ」を体験している状態です。自分の言いたいことが伝わった時の喜びが少しずつ彼らの自信となり、４つ５つと伝えられるようになることでしょう。


（写真は授業の風景と、キャンパスのメインビルディングです）