オーストラリア日記

長いようで短かった３週間の研修も本日を持って終了しました。
最後の授業では学生たちが作成したプレゼンテーションの上映会が行われました。自分たちが選んだ一枚の写真にナレーションが吹き込まれていましたが、発音や表現には上達が感じられました。
上映会が終了すると６階のテラスに移動し、昼食会そして修了証書授与が行われました。テラスからは美しい大学の庭を見下ろし、その向こうにはマウント・クーサが見ることができました。
最後のオーストラリアの景色を学生たちは写真に収めるだけではなく、心に刻み込んだと思います。

昼食会ではお世話になった先生や大学のスタッフと共にテーブルを囲み談笑しておりました。オーストラリアにやってきた当初はネイティブの先生方に話しかけられてもうまく受け答えをすることができておりませんでしたが、この昼食会での学生たちの姿を見て彼らの成長を伺い知ることができました。ホームステイや英語の授業を通して、食事をしながら英語で会話をするということが「普通」になり、物怖じすることなく自分の伝えたいことを一生懸命伝えておりました。学生たちのコミュニケーション能力が非常に高まったと感じた場面でした。
言葉は心を表していますので、彼らが話した英語が通じる、すなわち心が通じていたのです。