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【トピックス】中国語スピーチコンテストで2連覇

5月24日(日)、工学院大学新宿キャンパスで開催された、中華人民共和国駐日本国大使館主催『第8回「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト東日本地区大会』において、本学大学院国際協力研究科3セメスターの池田尚広さんが1等賞を獲得しました。本学は昨年に続いて2連覇をなしとげました。

本学からは3名が出場し、外国語学部東アジア言語学科4年の嶋崎雄輔さんが3等賞、同学科4年生の棟方秀直さんも健闘して参加賞を獲得しました。

1等賞の池田さんは本年7月9日から8月7日に中国・湖南省で開催される「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト本大会に日本代表として出場し、世界数十カ国からの代表と競います。昨年、外国語学部4年の斉丸れいなさんが、1等を獲得して中国での本選に出場したのに続いて、2年連続の本選出場となりました。

本大会は中国語によるスピーチの他に、中国文化に関する中国語での質疑応答、中国技芸の披露という3種目で力を競うもので、さまざまな技能が要求されるレベルの高いコンテストです。池田さんの健闘を祈りたいと思います。

今回このコンテストに参加したことでそれぞれが大きく成長したことが寄せられた感想からわかります。後輩諸君が後に続いてくれることを期待します。

外国語学部教授  塚本 尋



○この経験を今後の励みに

大学院国際協力研究科3セメスター 池田 尚広



今回、漢語橋中国語スピーチ大会で1等賞を獲得することができました。本番までの2週間、原稿執筆に始まり質疑応答、技芸披露まであらゆる面で多くの先生方と学友に支えられ、結果としてすばらしい賞を頂くこととなりました。これまで杏林大学で得たものを存分に発揮でき嬉しく思っています。
この成果は自分ひとりでは為し得なかったものであります。厳しくも温かく背中を押してくださった恩師、切磋琢磨し、互いに高め合った学友たちとこの度の受賞を分かち合えたことは本当に感謝の一言では言い尽くせません。
当日は14名の参加者のうち、一番初めの発表となり緊張しましたが、応援に駆けつけてくれた先輩や仲間の顔を見ることで落ち着きを取り戻すことができました。
また他大学の参加者も非常にレベルが高く、多彩で誠実かつ一生懸命なスピーチには感動させられました。互いに学ぶべき点も多く、今後とも各分野で活躍し一層刺激し合えることが楽しみとなりました。
今回の経験を励みとして、更に研鑽を積み、学習面のみならず多くの面で一層の成長を目指したいと思います。

 

○漢語橋 世界大学生中国語コンテスト東日本地区予選の感想

外国語学部東アジア言語学科4年 嶋崎 雄輔



私は今回の大会で3等賞を獲得し、大変嬉しく思っています。去年の同大会から1年、自分自身、再びこの大会に出場するとは思ってもいませんでした。
今回出場した理由は、これまでの大学生活を振り返り、その中で学んできた中国語能力をどの程度まで伸ばすことが出来たかを確認したかったからです。
今回はなかなか忙しく、原稿締め切り5日前に準備をはじめるという状況でしたが、先生方や留学生の協力により、完成度の高いスピーチが出来たのだと思います。
このスピーチ大会を通じ、中国・中国語に対する理解をより一層深められたと感じています。これからも努力を重ね、自分の中国語に磨きをかけていきたいと思っています。

 

○漢語橋に出場して

外国語学部東アジア言語学科4年 棟方 秀直‏



今回スピーチコンテストに参加して、結果的には入賞できず悔しい思いをしています。しかし、コンテストまでの練習期間は、1日に何回スピーチを口ずさんでいたかわからず、気がつくとスピーチを言っているくらい、朝から晩までスピーチのことしか考えていないほど努力しました。
最初の頃は、スピーチを先生や友人の前で発表しても全くできていないと指摘され、しかしどこが間違っているのかわからないという様なひどい状態でした。練習を重ねていくごとに段々と自分の苦手な発音、声調がわかってきて、中国人留学生に聞いてもらうなどして克服していきました。スピーチ内容は、「中国で出会った人たちについて」というもので全体的に明るい内容でしたので、スピーチ中のパフォーマンスも工夫しました。その結果コンテストでは自分の中で最高の演技ができたと思います。スピーチ中、観客の方たちが笑ってくれる場面もあり、途中からは緊張もほぐれ、練習以上のパフォーマンスができたと思います。質疑応答、特技披露の部もあったのですが失敗してしてしまったので、入賞できなかったことには納得しています。
杏林大学院の先輩は1等賞を、また同じ学科の友人は3等賞を獲得するなど最高のスピーチをしていました。彼らとともに練習できたことはとてもプラスになり、とても良い経験になりました。

2009.5.28