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【トピックス】 台湾日本語教師の訪日研修が開催されました

 研修は7月8日から2週間にわたって開催されました。今期は、本研修12期の歴史の中ではじめて、中等教育の先生方をお招きし、楊淑真団長をはじめとするいずれもベテランの高校教師12名が、大勢の応募者の中から選ばれて参加しました。

 本学では、茶道の伝統文化体験を含み、11科目・28コマの日本語学や日本語教授法に関する講義を受講しました。

 一行はワークショップ形式で実践的な課題を解決しながら新しい教え方や教材について考えたり、新しい研究成果を取り入れた講義に耳を傾け、どん欲に、また熱心に学生の昔に返ったかのように毎日の授業に参加していました。

 また15日、16日の国際交流基金日本語国際センター訪問でも、高校生に適した新しい教材に接し、さらに他国の中等教育の事情を知る情報交流の場に参加しました。

 盛り沢山の研修日程をこなしながら、後半には伊豆箱根への研修一泊旅行も楽しみ、小説家や美術家の愛した修善寺のたたずまいや日本旅館のよさも味わいました。

 今回の参加者は高校教師のための研修としては記念すべき第1期生ということになります。24日の修了式で金田一教授のスピーチにもありましたように、研修という場で、初めて知り合ったものどうしが、同じ学びの機会を持った縁を大事にして、台湾の高校日本語教師のネットワークの要となって活躍してくださることを願っています。





外国語学部専任講師 荒川みどり

2009.8.20