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【トピックス】 平成21年10月入学式が行われました

 秋学期を迎え、9月19日(土)、八王子キャンパスで平成21年10月入学式が行われ、33人の留学生らが新たな生活のスタートを切りました。

 7月から8月にかけて行われた大学院と学部の秋入学試験に合格し、新たに入学したのは、医学研究科3人、国際協力研究科18人、それに総合政策学部と外国語学部それぞれ6人の合わせて33人で、このうち27人が入学式に臨みました。

 式では、海外出張中の長澤俊彦学長に代わって医学部長・医学研究科長の跡見裕教授が式辞を述べ「世界はグローバル化が進んでいます。今回、中国と韓国から27名の留学生が入学しますが、国際化で必要なことは、心と心を通い合わせるということです。卒業生・在学生が皆さんを歓迎していますので杏林生活を楽しんでください。杏林大学の建学精神は眞・善・美の探究です。これから学んでいく間に眞とは何か、善とは何か、美とは何か、自分の中に形作っていってください。それを見極めることが出来るとき、杏林の理想とする教育がなされたと我々は実感しますし、皆さんもしっかりつかんだと実感されるでしょう」と入学生を激励しました。

 続いて外国語学部長の赤井孝雄教授が祝辞を述べ、「ピアノをする人にとってピアノが手元にあることが必須の条件であるように、皆さんはこれから様々な学びの場に進みますが、それぞれの分野で必要な書物やパソコンなどのモノにはお金を費やすことを厭わないでください。身近に買いそろえていくことが、やがて卒業時に成果を生み出すことにつながると思います」とこれからの勉学生活へのメッセージを送りました。

 これに対し入学生を代表して外国語学部のコ・ソンジュンさんが「留学してこの日を迎えうれしく思っています。勉学に励むとともにクラブ活動などにも積極的に参加していきたいと思っています。留学生としてさまざまな経験を積み、充実した学校生活を送ることを誓います」と決意を述べました。

 国際協力研究科に入学した18人のなかには、中国語の通訳業務にさらに磨きをかけたいという女性など3人が社会人入試や一般入試を経て入学しました。このうち、明石工(あかし たくみ 川崎市・41歳)さんは、これまで13年間カンボジアで小学校の基礎教育にあたってきましたが、さらに高度な海外協力事業に取り組みたいと大学院に入学したもので、仕事をしながら修士号を取りたいと希望を語っていました。

 留学生は国際協力研究科の15人と2つの学部12人の27人で、出身国別では中国からが24人、韓国3人となっています。

 八王子キャンパスは連休明けの9月24日から一斉に秋学期が始まり、約2か月ぶりに若者の活気溢れる賑わいが戻ってきます。