【トピックス】大学コンソーシアム八王子学生発表会で2団体が優秀賞
12月5日(土)、八王子学園都市センターで「第1回大学コンソーシアム八王子学生発表会」が開催されました。本学からは保健学部の研究室および総合政策学部のゼミナールから8グループが参加し、本学での研究成果の発表を行いました。
このうち、保健学部の本田大輔さんの「脳波信号を主とした実用的な眼鏡型居眠り検出装置の検討」と、総合政策学部の山野辺明香さん、安孫子友貴さん、武山友規さん、中藪良子さんの「谷地川で水遊び!」の2点の研究発表が、それぞれ優秀賞を受賞しました。
「大学コンソーシアム八王子学生発表会」は、本年4月に大学コンソーシアム八王子が設立されたことに伴い、これまで八王子産学公連携機構が実施してきた「研究成果発表会」と「はちおうじ企業・地域活性化アイディア発表会」を統合する形で開催されたもので、主に学生による産学連携や地域活性化の研究成果を発表する機会として設けられたものです。第1回となった今回は、本学を含め10の大学・短大・高等専門学校からあわせて173のグループが参加し、口頭発表やポスター発表、展示を行い、活発な質疑応答が行われました。
大学コンソーシアム八王子
第1回大学コンソーシアム八王子学生発表会参加団体一覧
第1回大学コンソーシアム八王子学生発表会優秀賞受賞者一覧
(受賞のコメント)
杏林大学 保健学部 臨床工学科 4年(臨床生理学・医用応用工学教室)脳波グループ 桑原宏幸さん,本田大輔さん,掛巣 翠さん
第1回大学コンソーシアム八王子学生発表会にて,私達脳波グループ3名は優秀賞を頂くことができました。被験者集めや膨大なデータ処理,就職活動と色々と大変なこともありましたが,1年間の卒業研究をこのような形で終えられたのも先生方のご指導をはじめ皆様の協力によるものだと思います。研究を進める間には意見の衝突もあり切磋琢磨しながら仲間として過ごせた時を大切に思っています。後輩には本研究を引き継いでもらい,実用化に向けて研究を進めてもらいたいと思っています。
総合政策学部総合政策学科3年 山野辺明香さん
私たち、進邦ゼミナール3年時生は、八王子学園都市センターで行われた、大学コンソーシアム八王子学生発表会にて、杏林大学近隣を流れる谷地川の親水域について考える「自然に帰ろう」と、大学近隣の町内会と、学生の交流から、ソーシャルキャピタルを考える「こんにちは町内会」の2つの研究発表を行い、「自然に帰ろう」が優秀賞を頂きました。約1年間、試行錯誤の毎日でしたが、市民の方や宮下町内会のみなさん、行政の方々と、多くの方の支えがあり、このような賞を頂けたのだと思います。
今後、私たちの研究が、後輩のゼミ生を通して育まれ、実を結ぶことに期待したいと思います。
発表テーマ |
学部 |
発表者 |
研究室指導教員 |
地域で生活する高齢者の転倒歴の 有無と転倒に対する自己効力感、 転倒予防行動の関連について |
保健学部 看護学科 |
平山紗梨 菅根千尋 |
高齢者看護研究室 近藤ふさえ |
地域で生活する高齢者の余暇活動に 対する満足度と主観的幸福感の 関連について |
保健学部 看護学科 |
川添恵美子 上松ちひろ |
高齢者看護研究室 近藤ふさえ |
視覚刺激による交感神経皮膚 反応(SSR)を用いた新たな認知機能 検査法の基礎的検討 |
保健学部 臨床工学科 |
SSRグループ 宮川晋 |
臨床生理学・医用応用工学教室 石山陽事 三谷博子 |
医療現場における静電防止用靴の 有用性に関する検討 |
保健学部 臨床工学科 |
静電グループ 寺本圭吾 |
臨床生理学・医用応用工学教室 石山陽事 三谷博子 |
指先脈波のみによる睡眠中の 無呼吸の検出とその型判定検出法に 関する研究 |
保健学部 臨床工学科 |
SASグループ 宮崎孝啓 |
臨床生理学・医用応用工学教室 石山陽事 三谷博子 |
脳波信号を主とした実用的な 眼鏡型居眠り検出装置の検討 |
保健学部 臨床工学科 |
脳波グループ 本田大輔 |
臨床生理学・医用応用工学教室 石山陽事 三谷博子 |
谷地川で水遊び! | 総合政策学部 総合政策学科 |
進邦ゼミナール環境班 山野辺明香 安孫子友貴 武山友規 中藪良子 |
進邦徹夫 |
こんにちは町内会 | 総合政策学部 総合政策学科 |
進邦ゼミナールSC班 鈴木茶亜里 長井久美子 山﨑竜也 與那覇恵太 |
進邦徹夫 |