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【トピックス】 医学部管弦楽団・院内アンサンブルコンサートが開催されました

 今年で16回目を迎える杏林大学医学部管弦楽団病院内コンサートが5月29日(土)、付属病院外来棟1階ロビーで開催されました。

 医学部管弦楽団は、医学部生をはじめ保健学部生や看護専門学校生など38名の部員からなり、年度当初に新入団員の勧誘を行ったあと、5月の連休明けから講義や実習、試験の合間をぬって練習を重ねてきました。

 この日の演奏では、モーツァルト作曲の『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』の弦楽アンサンブルや、映画『天空の城ラピュタ』で使用された曲のオーケストラ、また管弦楽団員が作曲したオリジナル曲の木管アンサンブルなど、全8曲を1時間にわたって披露しました。

 ソファの向きを変えてコンサート会場風にしつらえた外来棟1階ロビーには、入院患者さんやお見舞いで来院した人たちなど約80人が集まり、音楽にあわせてうなずいたりしながら美しい調べにじっと聞き入っていました。入院して1週間という若い女性患者は「病棟の談話室の掲示でこのコンサートがあることを知りました。時間を持て余していたので気分転換になり、とても良いひと時でした」と、見舞いに訪れた両親と一緒に静かに耳を傾けていました。

 管弦楽団団長でオーケストラの指揮者を務めた医学部4年生の北見菜々恵さんは「コンサートを開催して『入院生活の中にうるおいを与えてもらった』という感謝の声や、通りがかりの人が足を留めて『聞くことができてよかった』という感想をいただけるのがとても嬉しいです」と話していました。

 杏林大学医学部管弦楽団では年数回の定期演奏会を行っており、11月14日(日)には三鷹市芸術文化センターでの公演が予定されています。

2010.05.31