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【トピックス】 第16回世界気管食道科会議で甲能病院長が特別講演

 気管・食道の分野の世界の専門医が一堂に会して、第16回世界気管食道科会議(World Congress for Bronchoesophagology: WBCE)が6月13日から4日間、ハンガリーの首都ブダペストで開催されました。
 この会議に杏林大学病院長で医学部耳鼻咽喉科学の甲能直幸教授がInternational Bronchoesophagological Society(IBES) の理事長として参加し、開会式の祝辞に加えて特別講演を行いました。講演の内容は、杏林大病院で行っている頭頸部癌に対するセンチネルリンパ節ナビゲーション手術(がんが最初に転移するリンパ節であるセンチネルリンパ節にがんの転移があるかないかで手術の方法を決定し、低侵襲手術を実現する方法)について、 これまでの臨床成績のまとめ、基礎実験の成果、今後の展望について約1時間にわたって話しました。

 また、学会のBusiness meetingでは司会進行を務め、これからの学会の方向性に関して明確な指針を示しました。
 ブタペストは30度以上の暑い日々が続きましたが、夕方になると涼しくなり学会主催の教会でのオルガンコンサート、郊外の牧場を借り切って行われたホース・ショウが印象的でした。2年後は米国のクリーブランドで開催されることになっています。

                  

(耳鼻咽喉科准教授 唐帆健浩)



2010.6.23