【トピックス】 八王子駅前滞留者対策訓練で保健学部教員・学生が救護の指導
平成22年11月23日(火)八王子市で、震災によるターミナル駅周辺の混乱防止や怪我などで身動きが取れない滞留者の救命救助のための、平成22年度駅前滞留者対策訓練が行われ、本学から保健学部救急救命学科の島﨑栄二教授、深澤政富客員教授、大森忠義学内講師、同学部学科2年生5人、3年生23人、4年生4人の計35人が訓練参加者へ応急救護の指導を行いました。
これは東京都が今年度八王子市と共同して八王子駅、大田区と共同して蒲田駅においてそれぞれ協議会を設立し、混乱防止のルールづくりにおける課題の洗い出しや検証を行うため滞留者や帰宅困難者に対応するため実施したものです。
訓練では、八王子駅前の八王子スクエアビル正面玄関付近で八王子市職員の引率で2班に分かれて参加した本学学生等に、本学の島﨑教授らの教員が救命指導をしました。明神町の都立南多摩高校校舎入口では、訓練に参加した本学学生全員により参加した住民と他大学学生約70名に対して訓練用模型人体を使って胸骨圧迫の強さとリズムを中心に心肺蘇生法の指導を実施しました。
この訓練指導の結果、八王子市地域事業者の方々や他大学学生さんとの災害防止、医療連携を一層強めるものとなったのではないかと思われます。今後も本学はこうした災害訓練をはじめいろいろな地域連携活動に取り組んでいきたいと考えております。
2010.12.10