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【トピックス】甲能直幸病院長が日本頭頸部外科学会理事長に就任




 当院の病院長で、耳鼻咽喉科・頭頸科の甲能直幸教授が、平成23年1月27日付けで平成23・24年度の日本頭頸部外科学会理事長に就任しました。

 日本頭頸部外科学会は、耳鼻咽喉科学が従来から専門領域とする顔から頸部までの範囲(耳科学、鼻科学、口腔咽頭科学、喉頭科学)に加え、境界領域とされる顎顔面、頸部、頭蓋底、機能再建、リハビリテーションなどの分野を包括する専門的な外科学の構築を目指し、新しい頭頸部外科学の確立のため平成2年3月10日に設立されました。いわゆるメスを持つ耳鼻咽喉科医の集団で会員数は1500名を超え、年一回の学術総会と教育セミナーなどの学術活動にも活発に取り組んでいます。
 平成21年には特定非営利活動法人(NPO)の認証を受け、また本学会が認定する、熟練した技術と高度な専門知識を持ち頭頸部がんの集学的治療を実践する「頭頸部がん専門医」制度も昨年から発足し、昨年9月に行われた第一回専門医試験では151名の専門医が誕生しています。

 就任に当たり、甲能教授は「今後、より良い医療制度、専門医制度を作り上げるためには制度の改革、議論が必要になると思われます。国民の皆様のためになる、解りやすい専門医制度を作り上げるべく制度の整備、改革を今後も積極的に進めていきたいと思います」と抱負を述べています。

文責 耳鼻咽喉科・頭頸科 唐帆健浩