【トピックス】 上海外国語大学・楊副学長らが本学を表敬訪問
本学と学術交流を行っている上海外国語大学の楊 力副学長と許 慈恵教授(日本文化経済学院院長)が12月5日(月)、本学を訪れ、松田博青理事長、跡見 裕学長、塚本慶一教授(国際交流センター長)らと会談しました。
上海外国語大学は、中国の国家重点大学の一つで、2009年に本学との間で学術交流協定を締結しています。昨年9月には松田理事長ら本学関係者一行が上海外国語大学を訪問し、その際に松田理事長は「医学と生命」と題した講演を行い、質疑応答に答えるなど学生とも交流しました。
同校では大学院において通訳の養成、とりわけ同時通訳ができる人材の育成に力を入れており、国からの要請で通訳養成のガイドラインを作成し、それを全国に拡げていくといった使命があるこということで、楊副学長は「是非とも杏林大学とのいっそうの協力関係をお願いしたい」と述べました。
これに対して、松田理事長は「喜んでご協力いたします」と答え、懇談では教育のことに留まらず、両国の経済のこと、医療のことにも話が及び、ユーモアを交えつつ活発に意見交換が行われました。
このあと、松田剛明副理事長も加わって、昼食をとりながら懇談が続き、楊副学長から「皆さん、ぜひまた我が校へお越しください」と訪問を歓迎する言葉がありました。
これに先立ち、一行は12月3日(土)、八王子キャンパスを訪れ、外国語学部の赤井孝雄学部長、国際交流センターの塚本慶一センター長ほか中国語学科の担当教員と懇談しました。ここでは、楊副学長は、学内の同時通訳演習室やCALL教室で学部生や大学院生のデモンストレーションを興味深く見学された上で、カリキュラムの構成や授業方法などについて質問を寄せていました。