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羽村市健康フォーラムで保健学部理学療法学科石井准教授が基調講演

 

 

 1月14日(土)、羽村市の生涯学習センター「ゆとろぎ」小ホールで健康フォーラムが開催され、保健学部理学療法学科の石井博之准教授が「保健と運動で手に入れるヘルシーライフ」と題して基調講演を行いました。
  このフォーラムは毎年この時期に主に羽村市民を対象として開催(主催:羽村市・羽村市教育委員会、協力:羽村市健康づくり推進員・羽村市スポーツ推進委員協議会)されているもので、当日も100名程の熱心な市民らが会場に詰めかけました。
  講演の中で石井准教授は、内臓脂肪は年齢と共に増加し易いが運動によって落とし易いこと、年をとるにつれ太り易くなるのは基礎代謝量が減るためで、基礎代謝量を出来るだけ維持するためには、運動により筋肉を衰えさせない(筋肉量を維持する)ことが重要であると述べました。また散歩やジョギング、サイクリング等の有酸素運動を行うことによって多くの健康促進効果が期待できること、一番大切なことは無理せず楽しく長期に運動を続けること、そのためには自分が楽しいと感じる運動を見つけること、有酸素運動を中心に時には無酸素運動も取り入れることが重要であると説きました。また無理に運動しなくても、通勤、買い物、庭仕事等で一工夫することでその活動量を増やすことができること等も紹介しました。
  第2部では「あなたの身近なところで健康づくり」をテーマに、再び石井准教授がコーディネーターとなって、シンポジウムが行われました。まず地元の開業医から「医療現場での健康づくりの取り組み」が、同じく管理栄養士からは「糖尿病予防と食事」について、羽村市教育委員会スポーツ振興課長から「スポーツセンター・スイミングセンターでの健康づくり」が、そして保健師からは「保健センターでの健康づくり」がそれぞれ紹介され、最後に参加者からの質問について、各シンポジストが丁寧に回答していました。
  いずれも参加者がいかに健康に関心を寄せているか、また羽村市が市民の健康問題に力を注いでいることが実感できるとても内容の充実した一時でした。



2012.1.19