杏林大学はオーストラリアのディーキン大学との間で3月12日付で学術に関しての連携協定を締結しました。
両大学の学術協力は6つの分野からなり、
・共通の関心を有する分野における共同研究、講義及び会議への相互協力
・相互に関心のある教育資源、教材の交換及び出版を含む一般的な学術協力
・両大学が提供する学問的プログラムで履修した科目の単位認定は派遣大学が行う
・学生交換プログラムの計画および実施
・両大学にとって相互有益である特別短期研修プログラム及びプロジェクトの確認
・その他両大学が適切であると考える分野での協力、となっています。
ディーキン大学はオーストラリア・ビクトリア州に4つのキャンパスを持ち、学生数は約35,000名(うち留学生約7,000名)。人文学部、法学部、教育学部、医学部、理工学部の5学部からなる総合大学で、産業界とのつながりも深く、実践的な研究分野でも高い評価を受けている大学だということです。
また同大学には付属の英語学校があり、留学生向けの英語の集中プログラムを提供していて、ディーキン大学や他の高等教育機関へ入学するために必要な英語力の育成において高い評価を受けているということです。
今回の連携協定について塚本慶一国際交流センター長(外国語学部教授)は「学部構成が本学と似ており、まず外国語学部から交流を深めて他学部にも広げていきたい」と話しています。