杏林大学と中国・遼寧省の大連大学は平成24年9月26日付けで、両大学の友好協力を促進するため、学術交流協定を締結しました。
両大学の学術交流の内容は、
・専任教員及び研究者の相互受け入れ並びに便宜供与
・学部学生及び大学院学生の相互受け入れ並びに便宜供与
・学部学生及び大学院学生の杏林大学外国語学部もしくは大学院国際協力研究科への
受け入れ及び便宜供与
・学術情報・学術資料の交換
・共同研究・会議・教育活動の推進 となっています。
大連大学は1987年に中国教育委員会からの承認を受けて設立された総合大学で、医学院、観光学院、日本言語文化学院など25の学部と53の専攻を有しています。中でも、日本語、経営学、医学、生物学、機械専攻は中国国内でもよく知られており、特に日本語専攻は中国でもTop50に入るなど、その教育水準の高さには定評があります。 大連大学は全日制の学生が約15,000人在籍しており、うち医学部学生は約1,300名で、大連大学附属中山医院と大連大学附属新華医院の二つの付属病院を有しています。また、日本語学部学生は約540名で、一学年あたり100~120名の構成で教育を行っています。
この度の連携協定について、本学国際交流センター長・塚本慶一教授は「大連大学が、本学大学院国際協力研究科の日中通訳翻訳研究との交流を強く希望されたことから協議を重ねてきました。総合大学としての本学との交流に期待されており、医学部との交流へと発展することも望まれます」と話しています。
両校関係者で調印した学術交流協定書