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医学部・古賀良彦教授が第2回日本臨床神経生理学会学会賞を受賞


 本学医学部精神神経科学・古賀良彦教授が、平成24年11月8日から10日、東京・京王プラザホテルで開催された第42回日本臨床神経生理学会学術大会で、第2回日本臨床神経生理学会学会賞を受賞されました。

 日本臨床神経生理学会は、昭和46年12月13日に、その前身である日本脳波学会と日本筋電図学会とが合同して、日本脳波・筋電図学会が設立され、平成12年1月1日には学会の名称が日本脳波・筋電図学会から日本臨床神経生理学会に変更されて現在に至っています。その会員は、精神科のみならず、神経内科、脳外科、小児科、整形外科、耳鼻科、リハビリ科、また基礎系の研究者など大変多岐にわたり、神経生理学分野における我が国最大の学術団体です。

 古賀教授は、臨床脳波、事象関連電位、精神生理学、脳機能画像などを専門とするほか、食事と香りの抗加齢および抗ストレス効果、睡眠と健康科学などにも精通し、各種学会やメディアをとおして最新の知見やコメントを発表しています。また、同学会のいわゆる筆頭理事である財務理事を務めておられます。この度は、日本臨床神経生理学会の発展に多大な貢献をしたことが認められての受賞となりました。

 その受賞記念講演である島薗レクチャーでは、国内外における脳波学、その記録方法や解析方法の発展、high-resolution EEGや定量脳波解析、また、脳機能のmulti-modalな評価に関する進歩と可能性について、ご講演されました。

 非常に栄誉ある賞を当教室の古賀教授が受賞したことをご報告するとともに、医局員として、当教室のより一層の発展につながるよう一丸となって尽力していきたいと考えています。

医学部精神神経科学講師 鬼頭伸輔

2012.11.14