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がんプロフェッショナル養成 看護学専攻インテンシブコース修了

 文部科学省のがんプロフェッショナル養成基盤推進プラン事業の一つとして、本学大学院保健学研究科看護学専攻において看護師の皆様にがん看護を学んで頂くため、9月21日に開講したインテンシブコースが、3ヶ月の日程を終え12月22日に修了しました。
 

 このコースでは、がん患者さんの症状マネジメントに必要な知識や技術、入院治療から在宅での療養生活を希望した際にスムーズに移行できるようコーディネートすることなどが学べるようにプログラムが組まれていて7名が受講しました。

 本事業責任者である古瀬純司教授の腫瘍学総論の講義に始まり、がん看護にまつわる様々な内容がスペシャリストの方々により講義されました。なかでも、リンパ浮腫緩和に対するリンパマッサージの技術演習やコーデネーションスキルを学ぶための体験学習は受講生、教員ともに充実した時間となりました。
 そして、様々な講義、演習を受けた後、受講生からの事例提供を受け、事例検討を実施し今後のがん看護の在り方も含め意見交換を行いました。これはまさにコースでの学びが生かされた瞬間だったと感じております。さらにこのコースを締めくくる講演会が実施され、講師には佐々木常雄先生、山崎章郎先生、アメリカよりLendenmann Michiko先生をお招きしました。受講生にとっては大変学びの深い講演会となりました。

 最後に講義頂きました教職員の皆様にこの場をお借りし、深くお礼申し上げます。
 本コースは次年度も開講されますので、がん看護に興味のある方は是非ご参加ください。
 

【大学院保健学研究科看護学専攻教授 中島恵美子】
                             2012.12.27