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看護専門学校で防災訓練を実施

 毎年新入生を迎えるこの時期に、看護専門学校では1年生から3年生まで全学生が参加して防災訓練を実施しています。平成25年度の訓練は4月26日(金)に行われ、三鷹消防署にご協力いただき、学生・教員合わせて約350名が参加しました。
 9時30分から始まった訓練は、まず松田記念館で三鷹消防署・市川和浩予防課長から、自身が消防隊員として現場で活動していた当時の話や三鷹市の消防隊・救急隊の出動状況等の防災講話があり、続いて消防署員による屋内消火栓取扱いの模範演技の披露がありました。
 10時45分から、1年生は看護・医学教育研究棟1階でスモークマシンを使って実際に発煙させた中で初期消火訓練の見学と避難訓練を行いました。煙が充満する教室の中、3年生の代表者3名が手本となり消火器での初期消火手順を披露し、1年生はハンカチを口元に当て姿勢を低くして見学、消火訓練終了後、速やかに避難を開始しました。また、2・3年生は教室へ移動し、避難放送による避難訓練を実施しました。避難場所では教員が全学生の点呼を行い、避難完了を消防署員に報告し避難訓練を終えました。

 避難訓練終了後、三鷹市消防署員や警備員から1年生は消火器と散水栓の使用方法の指導を受け、2年生は最大震度7を体験できる起震車体験訓練を実施しました。訓練を受けた学生は「初めて消火器を使った。今後、万が一の時に役に立つ経験ができた」「起震車の家具は固定されているので安定していたが、家の家具は固定されていない。実際に地震が起きたらと思うととても怖い」などと話していました。

 防災訓練終了後、教職員は三鷹消防署から「いつも使用している教室で訓練を行うことは、より実際に即した状況を想定できるのでとても有効です。消火器や起震車等で自分自身が経験することが大切です」と総評を受け、訓練の全行程が終了しました。

2013.05.02