6月19日(水)、八王子キャンパスのガーデン丘において、「国際交流の集い」が開かれました。
この催しは、留学生が日常の学生生活においてゼミナールや部活動以外でも、日本人学生や教職員と交流を深める機会を持ってもらおうと、国際交流センターが毎年2回(春と秋)開催しているものです。
当日の集いには、留学生36名を含め学生84名、教職員46名、総勢130名が参加し、外国語学部の杜侃琳さん(上海外国語大学派遣留学生)と羅筱鈺さん(天津外国語大学交換留学生)が日本語、英語、中国語の3カ国語で司会を務めました。
まず、跡見裕学長とポール・スノードン副学長が挨拶した後、外国語学部中国語学科の佐藤誠さんが、自身の北京への留学体験を流暢な中国語で披露し、それを脇で張睿康さん(北京第二外国語学院交換留学生)が日本語に通訳しました。佐藤さんは、「最初に北京の空港に降り立った時は、空気が悪く、交通渋滞もひどくて時間通りに動けないなど、第一印象は決して良いものではありませんでしたが、いざ授業が開始になると先生方の指導はとても熱血漢に溢れていたので、何とかそれについて行こうと必死に努力しました」と語っていました。
続いて去年イギリスのチチェスターへ4か月間留学をした同英語学科の根上千鶴さんが、「始めは少し気後れしましたが、大学内で沢山友達を作ろうと思い、自分から頑張って声を掛けるようにしました。また、日本ではできない体験を色々としたいと思い、ウィンブルドンでチャンピオンリーグを観戦したり、ロンドンに行き劇を見たりしました。色々なことがあっても海外へ出ると成長できるということを実感しました」と英語で体験談を披露しました。
次に、国際交流センター長で外国語学部の塚本慶一教授による乾杯で交流会がスタートしました。
交流会では、しばし歓談が続いた後、学生による様々な催しが行われました。吹奏楽部により、きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」、荒井由実の「ルージュの伝言」、そして「故郷」など馴染みの曲が演奏され、マジック研究会によるフォーク曲げやトランプマジックの披露などがあり、会場は大きな盛り上がりを見せました。
終盤になると、留学生と日本人学生が打ち解けて会話をしている姿が多く見られ、終始和やかな雰囲気に包まれていました。