本学総合政策学部の久野新講師(専門:国際貿易論、アジア経済)が6月18日、中華人民共和国山東省威海(ウェイハイ)で開催された「日中韓FTAセミナー」にパネリストとして参加しました(主催:三国協力事務局、協力:山東省威海市政府、China Daily)。
このセミナーには日中韓の政府関係者、研究者、およびマスコミなどが参加し、日本、中国、韓国の間で現在交渉されている日中韓自由貿易協定(FTA)の経済的な影響などをめぐり、活発な意見交換がなされました。
久野講師は、物品貿易のセッションに参加し、北東アジア地域における望ましい貿易自由化のあり方やその交渉方法、あるいは日本が交渉参加を表明したTPPなど他のFTAとの関連性などをめぐり中国、韓国の研究者と討議を行い、三カ国の間で質の高いFTAを締結することの必要性について言及しました。
なお、当セミナーの様子は日中韓の各種メディアでも紹介されました。