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がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン 第2回公開講座 報告

 8月7日(水)10時30分から、米国ワシントンD.C.のChildren’s National Medical CenterからMichiko Lendenmann先生を迎え、大学院生・看護師・保健学部生を対象とした公開講座を開催しました。
 当日は、大学院生(本学5名、他大学1名)・看護師・保健学部生、教育関係者を含めた32名の方に参加いただきました。中島恵美子教授からの挨拶に始まり、午前中は“米国における自閉症児の看護”を、午後は“米国におけるナースプラクティショナーの役割と責務”についてご講演いただきました。

 米国では近年、大幅に自閉症児が増えていて、その診断・治療・早期教育において先進国になっています。ナースプラクティショナー(NP)のリーダー的存在である米国で、Michiko Lendenmann先生は小児科ナースプラクティショナーとして長く仕事をされており、医師とは違った視点からのお子さん達へのかかわり方、看護の重要性や、ワシントンD.C.でのチーム医療におけるNPの具体的な役割と責務、日本でのNP導入への期待などについてご教示いただきました。午後からは保健学部学生も参加し、各講義後には質疑応答が活発に行われ、知識と技術を現場でいかに活用できるかを参加者全員で再認識が出来て、充実した公開講座となりました。
 参加者へのアンケートでは、「日本は医師を中心としたチームで患者様を診ていく事が主流となっているが、米国ではチームは平等とのお話を伺い、ナースプラクティショナーの役割、仕事内容、立場などについて大変勉強になった。」等のご意見を多く頂き、NPの役割と責務について、参加者の皆様にご理解いただけた公開講座となりました。
 今後とも、がんプロフェッショナル養成基盤推進プランによる公開講座を企画したいと考えておりますので、ご参加下さい。

(がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン事務局)


2013.08.15