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三鷹ネットワーク大学と共催 今年度第1回の公開講演会を開催

 5月10日(土)午後2時より、三鷹駅前の三鷹ネットワーク大学において、杏林大学・杏林医学会・三鷹ネットワーク大学共催 市民公開講演会「知っておきたい眼の病気 −よりよい視力を守るために−」が開催されました。 

 まず司会進行役の杏林大学医学部眼科学平形明人教授が演壇に立ち、人が得る情報の大半は眼から入ってくると言われており、眼の病気を予防し治療することは、日常生活の維持のためにも老化を予防するためにも重要であると説明があり、続いて二人の講師を紹介しました。

 最初の演者は杏林大学医学部眼科学厚東隆志講師で、「網膜に映し出される全身疾患」と題して、全身疾患と関係が深い網膜の病気として網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、また網膜の単独の病気として緑内障、裂孔原性網膜剥離の特徴と治療法等について説明しました。

冒頭で挨拶する平形教授

冒頭で挨拶する平形教授

 次に慶應義塾大学医学部眼科学根岸一乃准教授が、「最新の白内障手術」と題して講演し、白内障の症状や最新の手術方法、また手術の際水晶体の代わりに挿入する「眼内レンズ」の種類等について紹介しました。

 会場は近隣の市民など合計140名が参加して満席状態となり、熱心にメモを取る姿が見られ、講演のあとフロアから質問が相次いで寄せられていました。

 今年度は、平成25年度の文部科学省「地(知)の拠点整備事業(COC)」に採択されたのを受けて、三鷹市、八王子市、羽村市と連携しての講演会を含め26回の公開講演会を、三鷹ネットワーク大学、杏林大学三鷹キャンパス、八王子学園都市センター、羽村市生涯教育センターゆとろぎを会場として開催することになっています。

公開講演会の予定はこちら

講演後質問を受ける厚東講師

講演後質問を受ける厚東講師

白内障について語る根岸准教授

白内障について語る根岸准教授

講演後質問に回答する根岸准教授

講演後質問に回答する根岸准教授

2014.05.13