祖国から遠く離れた日本で学生生活を送る留学生と、日本人学生・教職員との交流をより深めようと、6月25日(水)八王子キャンパスのガーデン丘で「国際交流の集い」が開かれました。
この催しは、留学生が日常の学生生活においてゼミナールや部活動以外でも、日本人学生と交流を深める機会を持ってもらおうと国際交流課が1年に2回開催しているものです。
この日の交流の集いには、留学生31名を含めた学生87名、教職員31名の総勢118名が参加しました。司会は学生3名により英語(海上崇さん)・日本語(于桜梓さん)・中国語(小林千穂さん)の3ヶ国語で進められました。
開会にあたり、松田剛明副理事長と跡見裕学長から挨拶があったあと、留学経験者として、外国語学部英語学科3年 海上崇さんと中国語学科3年 佐々木正義さんから挨拶がありました。初めに、カリフォルニア大学アーバイン校に留学した海上さんが英語で「アメリカは日本と違い、コミュニケーションにとても積極的であることにカルチャーショックを受けました。私はここでコミュニケーション力を身に付けなければと思いました」と留学して強く感じたことを力強く話しました。続いて、北京第二外国語学院に留学した佐々木さんが中国語で留学経験を語り、それを留学生の王 婷婷さんが日本語で通訳する形で挨拶が進められ、「留学すると中国人だけではなく、多くの国の人と交流することができます。こういう機会はめったにないので、興味があればぜひ北京に留学してみてください」と語り掛けました。
交流会では、学生による様々な催しも行われました。吹奏楽部による「It’s a Small World」「Let It Go」など人気曲の演奏、マジック研究会によるフォーク曲げやトランプマジックの披露などがあり、会場は大きな盛り上がりを見せていました。
終盤には、留学生と日本人学生が打ち解けて会話をしている姿が多く見られ、参加したテキサスA&M大学からの留学生は「他学部の人もたくさん参加していて良かった」「留学に行った学生の話が聞けて良い機会だった」と嬉しそうに話しました。