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医学部石井直樹さんが第175回日本胸部外科学会関東甲信越地方会で受賞

 東京・千代田区の都市センタ-ホテルで11月11日に開催された、第175回日本胸部外科学会関東甲信越地方会で、本学医学部5年の石井直樹さんが学生発表部門で発表奨励賞を受賞しました。
 石井さんの発表演題は、「4DCTにて大動脈弁位stuck valveの診断を得た大動脈炎症候群の1例」です。4DCTとは、3次元X線CTスキャンに時間軸を加えることで、高解像度の立体動画像が撮影できるものです。石井さんは、Stuck valve(人工弁機能不全)の診断に苦慮した50代の女性に対し、4DCTを行い確定診断に到り、準緊急手術で大動脈弓部人工血管置換術および大動脈基部置換術を施行し、救命した症例を発表しました。
 この発表は学生応募10演題の中で、採択された6演題の1つでした。石井さんは文献的考察を含めて報告し、質疑応答にも的確に対応できたことから今回の受賞となりました。
 今回の受賞について石井さんは、「学生発表の機会を頂き、学会員及び当院の先生方に厚く御礼申し上げます。特に心臓血管外科の先生方には、常日頃より非常に丁寧なご指導を頂き、誠にありがとうございます。今回の経験を糧に今後も日々精進する所存です」と話しています。

右から石井さんと指導教員の遠藤英仁准教授

右から石井さんと指導教員の遠藤英仁准教授

2017.11.27