内視鏡下の縫合・結紮の技術を競う第4回杏林大学内視鏡外科縫合結紮チャンピオンシップが、4月21日(土)、医学部付属病院のクリニカルシミュレーションラボで行われました。
この大会は、学生や研修医、病棟医に腹腔鏡手術の技術的側面に関心を持ち、研鑽を積んでもらおうと、消化器・一般外科教室が開いています。
今年は学生の参加はありませんでしたが、去年の倍以上の医師14名が参加しました。
縫合結紮の技術競技は、内視鏡下で縫合結紮を2回行い、その結果、消化器・一般外科の橋本佳和助教が第1回・第3回に続き3回目の王者になりました。
第1位 28秒 橋本佳和助教(消化器・一般外科)
第2位 32秒 松本浩範講師(産科婦人科)
第3位 38秒 本多五奉医員(消化器・一般外科)
第4位 40秒 森 俊幸教授(消化器・一般外科)
3回目の優勝を果たした橋本助教は、「昨年までは私の優勝を脅かす学生がおり、外科を職業としている立場から『負けられない戦いがそこにあり』でした。学生も医師も関係なく、基本手技の修練は何よりも患者さんのためになると思います。学年を問わず医学部生達に内視鏡下の縫合結紮手技を指導しますので、是非お声掛けください。そして、次回の選手権にチャレンジしてください。」と話しています。