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第5回 杏林大学内視鏡外科縫合結紮チャンピオンシップ 橋本助教が3連覇

 内視鏡下の縫合・結紮の技術を競う第5回杏林大学内視鏡外科縫合結紮チャンピオンシップが、5月18日(土)、医学部付属病院のクリニカルシミュレーションラボで行われました。この大会は、医学部生や研修医の腹腔鏡下縫合結紮技術の向上を目的に消化器・一般外科学教室が毎年開いているものです。医学部生、研修医にとっては内視鏡外科手術に携わっている医師から腹腔鏡下縫合結紮技術を学べるため、技術を高める機会になっています。
 今年は消化器・一般外科、産婦人科の医師と医学部生5名、研修医4名が参加しました。参加人数は昨年を上回る18名でした。
 縫合結紮の技術競技として、内視鏡下で縫合結紮を3回行い、所要時間とあわせて技術の正確さや縫い目の美しさが審査されました。その結果、消化器・一般外科の橋本佳和助教が第1回・第3回・第4回に続き4回目の王者となり、3連覇を達成しました。医学部生は好成績を修めましたが、残念ながら入賞するには至りませんでした。

<審査結果>
第1位 37秒 橋本佳和 助教(消化器・一般外科)
第2位 41秒 森 俊幸 教授(消化器・一般外科)
第2位 41秒 代田利弥 医師(消化器・一般外科)
第4位 53秒 高屋敷瑞穂 医師(産婦人科)
第5位 56秒 後藤充希 医師(総合研修センター)

 参加した医学部生からは「上級医の手技スピードは雲の上の存在でした。しかし、自分の上達も実感できて嬉しかった。是非来年も参加したい」「医師になってからも技術は自ら修練しなければならないと痛感した」「難しかったが、教えてもらい、うまくなるのが楽しかった」などのコメントが寄せられました。
 橋本助教は、「本学では、内視鏡下の縫合結紮手技に使用するドライラボや縫合糸をそろえたり、学年を問わず縫合結紮手技を指導したりして、学生の手技向上を図っています。次回の選手権では、より多くの学生にチャレンジしてもらいたい」と話しています。

2019.6.10