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消化器内科 落合医師が2019年度日本胆道学会賞を受賞

 杏林大学医学部消化器内科学教室 専修医 落合一成先生が、「急性閉塞性胆管炎の原因がアミオダロンと考えられた1例」と題した発表で、2019年度の日本胆道学会賞を受賞しました。
 日本胆道学会賞は、学会の一層の発展とともに、本学域の更なる振興を祈念して設立されたものです。
受賞を受けて落合先生は、「本症例は、common diseaseである急性胆管炎の症例ですが、胆汁うっ滞の原因が一般的な総胆管結石や膵臓癌や胆道癌などの悪性胆道狭窄ではないため診断に難渋しました。我々はその原因が薬剤にあるのではないかと推察し、胆汁の性状を精査しつつ加療を行い、原因を突き止めるに至った過程を評価して頂けたのではないかと思っております。熱心に指導して頂いた久松理一教授、両角克朗先生、土岐真朗先生を始め、多くの先生よりご指導頂きながら何とか寄稿した論文であり、喜びもひとしおです」とコメントしています。
 残念ながら、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で表彰式は実施されませんでしたが、2021年に新横浜国際ホテルで開催予定の第57回日本胆道学会学術集会で、表彰式が執り行われる予定です。

左から4人目:落合一成先生、右隣:久松理一教授。胆膵班のメンバーと共に

左から4人目:落合一成先生、右隣:久松理一教授。胆膵班のメンバーと共に

2020.11.4
杏林大学医学部消化器内科学教室