在学生のみなさんへ、4月からの授業等について

 令和2年4月以来、考えてもいなかった新型コロナウイルス感染症の流行に直面し、本学においても前期授業は遠隔授業実施を余儀なくされました。後期授業に関しても、一部で対面授業や実習を行いましたが、約半数は遠隔授業を通しての授業形態にならざるを得ない状況でありました。

 皆さん方や教職員に対する感染対策としましては、昨年4月以来、医学部付属病院の感染症専門医からの指導を受け、積極的に感染防止策をとっていただいております。その結果、感染者数は昨年4月以来35名でごく少数に抑えられ、クラスターの発生はなく、現在に至っております。

 現在、新型コロナウイルス感染症は未だ収まらない状況ではありますが、令和3年4月からの授業については、文部科学省の方針に従い、対面授業を主とした授業を展開して行くことにしております。また、文部科学省の新型コロナウイルス感染症対策の一環として、キャンパス利用についての要請がありますので、4月1日以降八王子キャンパスも使用することにしました。

 今後の予定としましては、3月下旬から学生生活を送る上での必要な事項をお知らせするガイダンスを行い、4月5日からは授業開始となります。
 なお、医学部の学生につきましては、2年生~4年生及び6年生の学生は3月29日から、M5学生は3月15日から授業開始・再開となり、原則として、各学年で登校初日にオリエンテーションを実施します。

 杏林大学の建学の精神である「眞・善・美の探究」に込められているメッセージからもお分かりのとおり、皆さん方が本学で学ぶ主たる目的は、真理を探究するための基本的な知識の会得と人間性の形成にあります。特に人間性の形成は遠隔授業では得ることができなく、対面授業が必要不可欠になっています。皆さん方と教職員が、あるいは友人同士が対面で接することで、さまざまな経験や知識が得られ、それが充実した学生生活にも繋がっていきます。

 本学は、皆さん方や教職員の安全と健康を最優先に考え、引き続き新型コロナウイルス感染防止対策に努めてまいります。また、本学は医学部付属病院を併設しており、万が一体調不良等になった場合のバックアップ体制も充分に整えておりますので、安心して大学生活を送っていただきたいと思っています。
皆さん方と三鷹キャンパス、井の頭キャンパス、八王子キャンパスでお会いできることを楽しみにしております。

令和 3年 4月1日
学長 大瀧 純一