東京五輪を支える医療統括責任者に 山口高度救命救急センター長が任命

 東京オリンピック・パラリンピックでは、円滑な大会運営を図るため、会場や選手等関係者を対象としたメインオペレーションセンター(MOC)と、会場外で起こりえる有事を想定し、都民生活への影響の軽減を図ることを目的とした、都市オペレーションセンター(COC)を設置しています。
 この度、都庁や東京消防庁、警視庁の各関係者および医療救護担当者などから編成される、都市オペレーションセンターの医療統括責任者に、本学医学部救急医学教室 山口芳裕教授が任命されました。

 本学医学部付属病院 高度救命救急センター長でもある山口教授は、東京DMAT(救急・災害医療の知識を持つ専門医療チーム)の運営協議会会長や東京都災害医療協議会の委員を務めており、これまでにオリンピックに向けて、東京消防庁と連携し、テロなどに備えた危機管理対策を進めてきました。こうした実績から、COC医療統括責任者に任命されました。
 任期となる7月1日から9月12日の間、大勢人が集まる状況(マスギャザリング)下でのテロや災害、健康被害などの発生に備え、東京消防庁、警視庁、公共交通機関等と連携して日々の状況をモニタリングし、予防策を講じたり、有事の際の指揮を取ります。また、大会組織委員など関係者の大会会場外での安全確保等にも務めます。

 山口教授は、「新型コロナ感染症が拡大局面にある中で開催される大会から、都民の健康・生活を守るために力を尽くしたい」と話しています。

東京都福祉保健局医療政策部長 矢澤知子氏から委嘱依頼状を受ける山口教授(右)

東京都福祉保健局医療政策部長 矢澤知子氏から委嘱依頼状を受ける山口教授(右)

2021.7.19