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病理学教室里見講師がIAP台湾支部・台湾病理学会年次総会でInternational Poster Awardを受賞

 医学部病理学教室 里見介史講師が、IAP台湾支部・台湾病理学会年次総会(2023 IAP-Taiwan Annual Congress of Pathology)に招待され、International Poster Awardを受賞しました。
 International Academy of Pathology(IAP)は病理形態学に主眼をおく国際病理学学術団体であり、IAP台湾支部は台湾病理学会と合同で年次総会を開催しています。
里見講師は、先に受賞したIAP 日本支部・病理診断学術奨励賞の受賞者から選抜された2名のうちのひとりとしてIAP台湾支部・台湾病理学会年次総会に招待され、”Utility of genome-wide DNA methylation analysis in the integrated diagnosis of the central nervous system tumors”と題したポスター発表を行いました。

 病理学教室の柴原純二教授は、「台湾の病理診断の水準は高く、優秀な病理医が多い。近年、要望の大きい中枢神経系腫瘍のDNAメチル化分類の有用性について実例を用いた発表であり、日本での最先端の取り組みを台湾で紹介できた意義は大きい」と述べています。

 里見講師は、「ご指導をいただきました先生方に心より御礼申し上げます。DNAメチル化分類の有用性を明らかにして、中枢神経系腫瘍分類の正確な病理診断に寄与できるよう、今後も研究活動に取り組んでまいります。また、病理診断を通じて日台友好に貢献できれば幸いです」とコメントしています。

左:里見講師

左:里見講師

2023.6.14
杏林大学医学部病理学教室