杏林大学医学部のオープンキャンパスが8月5日(土)、三鷹キャンパスで行われ、高校生や保護者512名が参加しました。
オープンキャンパスは2部制で構成され、第1部は松田進勇記念アリーナで、医学部の紹介が行われました。はじめに平形明人学部長が、大学の由来や歴史、医学部の概要やカリキュラムなどについて説明をしました。
続いて卒業生で消化器・一般外科学教室の阿部展次教授が医師の仕事について語ったあと、在学生を代表して2年生の河西有紀さんと佐野友洋さんが登壇しました。このうち、河西さんは付属病院での実習やクラブ活動、それに受験勉強の仕方なども伝えました。また、佐野さんは、興味関心に合わせて学べる自由参加プログラムを紹介し、脳神経外科の外科手技体験について新鮮な感想を披露しました。
さらに、救急医学教室教授でもある松田剛明理事長からは、「本学の学生には、医学の勉強を極めることはもちろんですが、留学や違う分野の人たちとの交流を通して、視野の広い人間に成長してもらいたい。そのための教育環境を整備しています」と参加者に伝えました。
第2部は昨年完成した医学部講義棟Aでキャンパス見学会や相談会などが行われました。参加者が思い思いに校舎を見学したほか、医学部の教職員や学生による個別相談会やパネル展示、弦楽ミニコンサート、ランチ試食会などが行われ、大盛況となりました。
参加した高校生からは、「勉強だけでなく、いろいろな体験ができそう。学食もおいしかったです」「興味がある留学のこと、気になる定期試験のことなど、学生から直接聞くことができて、とても参考になりました」といった感想が寄せられました。