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2023年度 杏林医学会 学生リサーチ賞 授賞式を行いました

 杏林大学医学部ではアクティブラーニングに力をいれており、そのプログラムのひとつに早期体験学習があります。早期体験学習は、病院体験学習、地域体験学習、患者体験学習から構成されています。

 2023年度の医学部1年生の地域体験学習では、「ハンセン病からの学びをどう伝えるか」をテーマに、国立ハンセン病資料館や国立療養所多磨全生園でフィールドワークを行ったり、国立療養所多磨全生園の名誉園長である石井則久先生や山内きみ江さんのお話を伺ったりしました。そして、これらの活動と並行して、チームを編成し、研究にも取り組みました。

 研究成果のプレゼンテーションで、学生の相互評価で高い評価を得たチーム(菊田菜緒さん、稲葉玲華さん、新川萌々さん、目良めぐみさん:研究テーマ「偏見が奪ってしまったもの」)が、杏林医学会学生リサーチ賞を受賞しました。本研究は、ハンセン病について多面的に検討した結果、「どうすべきか」について、「誰に:なるべく多くの日本人」に、「何を:偏見が誰かの人生を奪ってしまうこと」を、「どのように:YouTubeのショート動画」で発信すべきと考え、実際に発信する動画の制作まで実施しました。

 右の2次元バーコードから学生たちが制作した動画を視聴できます。ぜひご覧ください。

  表彰状を授与した平形明人医学部長は、「しっかり活動や研究に取り組んだことが、将来必ず役に立ちます。これからも研究や社会的な活動等に積極的に取り組んでください」と奨励しました。 



2024.4.2
医学教育学教室