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杏林大学医学部付属杉並病院 開院祝賀会を開催

 本学で2つ目の付属病院となる杏林大学医学付属杉並病院が2024年4月に誕生したことを祝う開院祝賀会が、7月13日(土)に行われました。新宿の京王プラザホテルで開催された祝賀会には、杉並区をはじめとする近隣医療機関の医師や医師会長などの来賓83人を含め、およそ280人が出席しました。

 はじめに、主催者を代表して挨拶に立った松田剛明理事長は、出席者に謝意を述べたあと、開院準備に尽くした医療スタッフや事務職員に労いの言葉を伝えました。さらに、「医学部付属杉並病院を患者の目線を大切にする全人的、総合的医療を実践する病院にしていきたい。そして、大学病院として各診療科が高度な医療を実践できる環境を整えたい」と抱負を語りました。

 続いて渡邊 卓学長は、名医や良医を示す「杏林」という中国の故事に由来する本学の教育理念や大学の歴史を紹介しました。そして、「地域の方々の要望に耳を傾け、応えることを第一とし、新病院の発展、充実に努めて参ります。そのためには、近隣の医療機関や行政の皆さまとの連携が必須だと考えていますので、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします」と述べました。

松田理事長

松田理事長

渡邊学長

渡邊学長

 このあと、杉並区の岸本聡子区長が挨拶し、「杏林大学医学部付属杉並病院は東京都指定の二次救急医療機関として、365日24時間、小児医療を含めた救急医療を支えるなど地域医療の発展に寄与しています。区内で初となる大学付属病院として質の高い地域医療を行い、また、災害拠点病院としても、区民の安全、安心を支えて下さるようお願いします」と新病院への期待の言葉を寄せました。
 続いて河北医療財団理事長の河北博文氏は「杉並区医師会などを中心に貴院を含め、より地域の病院間での連携を深めていきたい」と述べました。

杉並区長 岸本氏

杉並区長 岸本氏

河北医療財団理事長 河北氏

河北医療財団理事長 河北氏

杉並区医師会長 稲葉貴子氏の乾杯挨拶

杉並区医師会長 稲葉貴子氏の乾杯挨拶

 歓談に入ってからは、祝電の披露や病院の紹介スライドが上映されたあと、市村正一病院長が挨拶し、出席者や開院に尽力した関係者に謝意を伝えました。そして、「地域からの信頼は一朝一夕では得られません。目の前の患者さんに向き合い、診療を重ねることで信頼は積み上げられます。三鷹に所在する医学部付属病院と緊密に連携し、最新、最良の医療を提供していきます」と抱負を語りました。さらに、「4月から開始された医師の働き方改革の中でも、365日24時間体制で杉並区の小児をはじめとする救急医療を守るべく努力を続け、地域の皆さまに頼られる病院を目指していきます」と決意を述べました。

 最後に、平形明人医学部長から「医学部付属杉並病院や三鷹の付属病院から派遣されている医師たちは大変張り切っています。地域医療を発展させるために、近隣の医療機関と連携を進めるなど、杏林大学ならではの付属病院の在り方を追求していきたいと思います。皆さまのご支援とご高配をよろしくお願いいたします」と挨拶して、祝賀会は締めくくられました。

市村医学部付属杉並病院長

市村医学部付属杉並病院長

平形医学部長

平形医学部長

学生吹奏楽団の演奏

学生吹奏楽団の演奏

右から、松田理事長、付属杉並病院 市村病院長、高橋副院長、楊副院長、秋山看護部長

右から、松田理事長、付属杉並病院 市村病院長、高橋副院長、楊副院長、秋山看護部長

2024.7.17 広報室