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医学部6年三津山さんの症例報告がカナダの心臓病学術誌
「CJC open」に採択

医学部6年三津山さん(中央)、合田准教授(左)、副島京子教授(右)

医学部6年三津山さん(中央)、合田准教授(左)、副島京子教授(右)

 医学部6年生の三津山柚樹さんが研究した症例の報告が、カナダの心臓病学術誌「CJC open」に9月27日付で採択されました。採択された報告は「特発性好酸球増多症候群に伴う肺動脈性肺高血圧症:ステロイド療法による好酸球コントロールの重要性」です。
 指導した循環器内科学教室 合田あゆみ准教授は、「三津山さんは臨床実習が始まる前の医学部3年生の時から循環器内科学教室で研究を始め、病院実習や試験勉強など学業の合間に、学会発表と原著論文と症例報告の2つの論文を作成しました。非常に勉強熱心で医療や最新の知識を学ぶことを楽しんでいるようです。現在は『肺動脈性肺高血圧症および慢性血栓塞栓性肺高血圧症患者における抑うつと不安の有病率と規定因子』に関する原著論文の投稿を進めているとのことで、今後のさらなる活躍を楽しみにしています」と期待を寄せています。

~医学部6年生 三津山柚樹さんのコメント~
 コロナ禍の3年次に、せっかく時間ができたからには、普段は中々挑戦できなかったことをしたいと思い、先生に連絡をして研究活動を始めました。6年次の現在までに3度の学会発表と2編の論文執筆(症例報告 1編、原著 1編)を経験させて頂きました。
 活動を行う上で多くの壁がありましたが、その度に合田先生や河野先生をはじめとする循環器内科の先生方から御指導いただき、無事に乗り越えることができ、研究活動の楽しさを感じることができました。
 今回、症例報告の論文掲載が決まり、今までの努力が実ったことを心から嬉しく思います。この場をお借りし、日頃よりご指導ご協力頂きました先生方に心より御礼を申し上げます。
今後は現在査読後の再投稿準備を行っている原著論文の掲載に向け、より一層励んで参ります。また、研修医となっても循環器内科医を目指し、鍛錬を重ねていきたいと考えております。

*CJC open掲載症例報告は【こちら

2024.11.15
杏林大学医学部 循環器内科学教室