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クローン病に対するミリキズマブの国際共同治験結果が学術誌 The Lancet に掲載

 久松理一教授をはじめとする杏林大学医学部消化器内科学が参加した、中等度から重症のクローン病に対するミリキズマブの国際共同試験の結果が、世界三大医学雑誌の1つである The Lancet に11月21日付で掲載されました。

 指定難病の炎症性腸疾患の一つであるクローン病は、小腸や大腸などの粘膜に慢性的な炎症を引き起こし、腹痛や下痢などが生じることで日常生活に深刻な影響を与える疾患です。
 
 本国際共同治験はアジアなど33か国、324の医療機関で行われ、治療薬のミリキズマブ(抗IL-23p19抗体)のクローン病に対する寛解導入及び寛解維持における有効性が証明されました。

 この結果を受けて、今後クローン病の治療においてミリキズマブが適用されることが期待されます。

・掲載論文は【こちら】


2024.12.2