杏林大学医学部では2025年度入学者選抜試験で、新たに群馬県の地域枠を設定します。
これは、群馬県が医師の地域別充足度を示す医師指標において全国平均と比べて低水準となり、医師不足が深刻化していることから、県として解決策を講じたものです。
杏林大学を含めた都内の3大学で奨学金を受給しながら医学を修めた者が、卒業後に県内の公立などの指定医療機関に10年間勤務することで奨学金の返還が全額免除される制度です。
11月27日には群馬県庁で協定締結式が行われ、署名した平形明人医学部長は、「群馬県の地域医療に貢献できる多様な人材の育成を本学としても全力で支えていきたい」と抱負を述べています。
本学での群馬県地域枠選抜の募集人数は1名、6年間で1,800万円の奨学金が貸与されます。
詳細な募集要項は【こちら】をご覧ください。