就職試験の本番さながらに面接などを経験する総合政策学部の「就活トライアル」が10月12日に行われました。
総合政策学部の3年生全員が履修する「キャリア開発演習」の一環として、毎年、前期と後期にそれぞれ行われているもので、今回は面接に臨むための「マナー講座」の他、複数の学生が一緒に面接を受けて同じ質問に答える「集団面接」、与えられたテーマについて4~5人以上で議論する「グループディスカッション」を経験しました。
このうち「グループディスカッション」では、「オリンピックに4個目のメダルがあったら何色か」「就職活動にエントリーシートは必要か」などのテーマを選び、30分程度かけて話し合った後、学生が結果を発表しました。「グループディスカッション」には、議論を進行するリーダー役、書記、タイムキーパー、発表者などが必要で、1人では練習できないことから、実際に数人で役割を分担して進める「就活トライアル」は貴重な機会です。講師は、「下を向いてメモを取るより、議論に参加して盛り上げることが大事」「自分だけはと考えずに、全員が合格するつもりで」「互いに名前を呼び合うことで距離感が縮まる」などと講評していました。
学生たちは、この日の「就活トライアル」で前回から4か月間の自らの進捗状況を確かめたうえ、来年春に迫った就職活動本番に向けて、さらに磨きをかけて行くことになります。