学生が就職先の企業選びや業種研究の参考にする企業研究セミナーが11月1日から始まりました。今年度は、来年1月までの毎週月、水、金曜日に1日1社ずつ、あわせて20社のセミナーがオンラインで開かれます。
初日に登場したTAKAMI BRIDAL(株式会社高見)は創業101年の企業で、結婚式を中心としたサービスを展開しています。採用担当者は、結婚式前後の様々な人生儀礼も含め、ライフスタイルの分野で客との長い付き合いを大切にする会社の理念を紹介し、業界シェアトップの結婚衣装や式のプロデュース、コロナ禍で社員のアイデアから始まったというジュエリーなど具体的な事業内容を説明しました。そして、結婚式までのスケジュール管理やリーダーシップ、披露宴での感動を作り上げるチームワークなどが求められ、華やかさへの憧れだけでは務まらないブライダルという仕事の厳しさにも触れていました。
企業研究セミナーは、来春からの就職活動本番に向けて志望する企業選びに入っている3年生に加え、インターンシップ先の検討や業界研究を進めている1~2年生も対象で、オンラインの他に学内で視聴する学生向けに教室が用意され、あわせて14人が採用担当者の熱弁に耳を傾けていました。
終了後、3年生の一人は「外部のセミナーにも出ていますが、学内で開かれるセミナーは気軽に参加できるので、この後も幅広い業界・企業を見て行きたいと思います」と話していました。
今年度の学内企業研究セミナーは、オンラインでの開催の他に、1月中旬には1日20社程度を招く対面の合同セミナーが2日間予定されています。