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2019年度春の「国際交流の集い」開催

 2019年7月3日(水)井の頭キャンパスの交流プラザにて「国際交流の集い」が開催されました。この催しは、日本へ留学中の留学生と日本人学生、教職員が更に交流を深める機会として、国際交流センターが年2回(春と秋)開催しているものです。
今回は、留学生・テキサスA&M大学インターンシップ生の36名を含む学生116名、教職員42名の総勢158名が参加しました。今回の国際交流の集いはテーマを「日本の夏」とし、浴衣に身を包んだ3名の学生司会者、日本語(外国語学部 劉雨露さん)・中国語(外国語学部 繁田里菜さん)・英語(総合政策学部 碇大毅さん)による3ヶ国語で司会進行が行われました。

 開会にあたり、松田剛明副理事長から、英語にてご挨拶をいただきました。留学生に対して、数ある大学の中から本学を選択してくれたことへのお礼と日本にはたくさん良い(美しい)ところがあるので、是非それらを体験してほしいと述べました。

 続いて大瀧純一学長から、ご挨拶をいただきました。この「国際交流の集い」をきっかけとして、本学の学生と他国からの留学生が、学内での交流を積極的に図り、より絆を深めてほしいと述べました。

 留学経験者である英語学科3年の野口幸輝さんと中国語学科3年の相波光一さんが留学についての発表を行いました。オーストラリアに留学していた野口さんは英語、中国に留学していた相波さんは中国語でのスピーチとなり、相波さんのスピーチでは交換留学生の徐堯さんが日本語通訳として参加しました。

 昨年8月から今年2月までオーストラリアサンシャインコースト大学に留学した野口さんは、Academic Englishの授業について説明に始まり、自身の趣味である旅行やテニスを通して、多くの経験や知人ができたことについて報告しました。これから留学を検討している学生に対しては、失敗を恐れず挑戦することと異国の文化を理解すること、友人を作ることが重要であると語りかけました。

 続いて、一昨年3月から昨年1月まで交換留学生として大連外国語大学に留学した相波さんは、グローバルな大学である大連外国語大学で、約30カ国から集まる学生たちとの授業などを通して、自分の先入観や偏見を払拭し、自分の価値観を変えることができたと述べました。これから留学を検討している学生に対しては、「勇気を出してどこの国の人とも、一人の同じ人間として、話をしてみよう」と語りかけ、その行動こそが、国際交流であるとメッセージを贈りました。

 スノードン国際交流センター長による乾杯の発声で歓談に移り、参加者がそれぞれ交流を深めた後、希望者へのゆかたの着付け体験、国際交流会による英語、日本語、中国語による日本の夏祭りについてのプレゼンテーション、縁日体験としてわたあめ作りとヨーヨー釣りのコーナーが設けられ、参加者がお互いに交流を深めながら楽しんでいる姿が印象的でした。

 最後に坂本ロビン外国語学部長の挨拶を以て閉会となりました。坂本ロビン外国語学部長は、準備に協力をした学生に対する労いの言葉と秋学期に行なわれる国際交流の集いについて是非楽しみにしておいてほしいと述べました。

 今回の国際交流の集いでは、「日本の夏」をテーマとし、大多数の留学生にとって初めての夏祭り体験となり、体験を通して参加者がお互いの交流を深める有意義な会となりました。


2019.7.9国際交流課