2022年12月14日(水)井の頭キャンパスの交流プラザにて「国際交流の集い」が開催されました。この催しは、杏林大学へ留学中の留学生と日本人学生、教職員が交流を深める機会として、国際交流センターが年2回(春と秋)開催していますが、新型コロナウイルス感染症の影響により2019年秋学期以来、3年ぶりの開催となりました。
今回は、留学生8名を含む学生35名、教職員29名の総勢64名が参加しました。司会進行は、日本語(国際協力研究科 陳新然さん)・中国語(外国語学部 清水美咲さん)・英語(外国語学部 河邉結衣さん)による3ヶ国語で行われました。
まずは、開会にあたり、松田剛明理事長と渡邊卓学長からご挨拶をいただきました。
第1部は、4組の学生発表からスタートしました。
1番目は、総合政策学部3年の石井優衣さんと押田実乃里さんが本学総合政策学部のGCPプログラム(Global Career Program)の紹介を英語で行いました。
2番目は、ベルギーの協定校であるHELMoカレッジからの交換留学生Jesse Brisboisさんが自身のバックグラウンドや日本での生活について紹介しました。
3番目に、北京外国語大学でのオンライン留学を経験した上代友菜さんが学習の成果を中国語でスピーチをし、交換留学生の葛怡霏さんが日本語通訳しました。
4番目に中国からの交換留学生の葛怡霏さんが杏林大学を選んだ理由や日本に来てからの3ヶ月間の出来事についてスピーチを行いました。
発表の後には宮首弘子国際交流センター長から、各発表者への講評と中国語当てクイズが行われました。クイズでは、クリスマスやワールドカップなどの直近のイベントにちなんだ中国語のクイズが出題されました。中国語を学んだことのない日本人学生、教職員がほとんどでしたが、スクリーンに映し出されたお題の中国語を見ると何となく答えを当てることが出来、大いに盛り上がりました。同じ漢字文化圏である中国と日本の親近感を感じる和やかな時間となりました。
宮首国際交流センター長からの講評・クイズに続いて、中国からの留学生3名(劉雨奇さん、聶熹遠さん、王頴さん)による詩の朗読と歌の披露がありました。リズミカルな歌唱としっとりとした詩の朗読に会場は釘付けとなりました。
続いて司会の清水美咲さん主導のもと、チーム対抗のしりとり爆弾ゲーム、ジェスチャーゲーム、イラスト当てゲームの3つを実施しました。
予め留学生、教職員、学生をバランスよくくじ引きでチーム分けしたので、多くの参加者が初対面でした。そのため、最初に自己紹介をし合ってチームワークを固める時間をとってからゲームに臨みました。初めは緊張していたみなさんでしたが、ゲームを通してチームメイトと協力したことで終了後には連絡先を交換したり写真を撮り合ったりするまで仲を深めることが出来ました。特に留学生にとっては、日本人学生や教職員と知り合いになれる良い機会になったようです。