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2023年度春出発 広東外語外貿大学 留学体験記

体験記



外国語学部 中国語学科
中島 美佳
留学期間:2023.2~2023.11


 広東外語外貿大学への1年間の留学で様々な体験をすることができました。
 留学の開始は2023年2月からでしたが、現地に留学できたのはロックダウンが完全に解消された2023年7月からで、最初の半年間は日本でオンライン授業を受けていました。私が現地に着いた7月は夏休み期間に入り、ほとんどの学生が帰省し、食堂が閉まっていて大学の様子が何も分からない状況でした。初めの1か月は銀行口座の開設、電話番号の取得に手間を取ってしまいバタバタとした生活を送っていました。

春学期は5科目の授業があり、合計8人と少数でしたが、秋からは6科目、30人18か国と多国籍なメンバーと授業を受けていました。授業中は、疑問点があればすぐに挙手をしたり、先生が指名する前に回答したりと、積極的な学生ばかりでした。また、パワーポイントを使っての発表を始めとし、自分の考えを発表する機会が沢山あり、発言することに対して自信をつけることができました。
広東外語外貿大学は課外活動が活発で、多い時には月に2、3回ありました。私は別のキャンパスで行われた映画の試写会や広州大学で行われた国際フェスティバルに参加しました。試写会では漢服を試着し、広州大学では国旗当てクイズに参加したり、日本ブースで抹茶を立てたりして充実した時間を送ることができました。

また学内活動では、中国人学生が先生となって留学生に授業を行う文化講座、留学生が主体となって行われる世界文化フェスティバル、中国人学生と一緒に行う体育大会もありました。世界文化フェスティバルでは、各国の文化を紹介する講座で日本のアニメや食文化を発表したり、お好み焼きを販売したりと、とても楽しかったです。

友達にも恵まれ、タイとドイツの留学生と仲良くなりました。授業後に出かけたり、週末に遠出をしたり、図書館で勉強したりと学校生活を楽しく過ごすことができたのは彼女達のお陰です。それだけではなく、風邪を引いたとき課外活動で仲良くなった友達がお見舞いに来てくれたり、帰国日にクラスメイトが食事会を開いてくれたりと沢山の方々に支えられ留学生活を送ることができました。
広東外語外貿大学はキャンパスが北校と南校の2つあり、留学生学院のある北校は白云山の麓にあり、自然豊かでリラックスした学校生活を送ることができました。

今回の留学は自分への挑戦であり、語学力、コミュニケーション力、人間力を成長させる良い機会でした。私が留学していた時期は日本人学生が6人しかいなく、嫌でも中国語を話さないといけない環境だったことが、とてもありがたかったと思います。
もし、留学先で迷っているのであれば、広東外語外貿大学をお勧めします。