広東外語外貿大学からの留学生の体験記

広東外語外貿大学　鄒　宜君
留学期間：2023.4～2024.3

　コロナがやっと落ち着いて、留学に行けるようになりました。来日前の3か月間、私はずっと留学の情報を調べ集めていて、毎日楽しみにしていました。ワクワク感だけではなく、すごい緊張感も湧いてきました。それは一年間の留学を無駄に過ごしたくない、自分の努力で得た機会を大切にしなくてはならないとの思いであり、留学中に達成したい目標を立て、それらの目標が実現できるかどうかという未知の緊張感でした。
　日本に来たら日本人と話し合う機会はいろいろあると思っていましたが、実はみんな恥ずかしがりやで、声をかけられたことがほとんどなかったり、せっかくグループ討論があっても、うまく進まなかったりしていました。自分も外向的な性格ではないから、機会を掴めず悔しかったです。しかし、私はそのままではいけないとすぐに意識して、秋学期にはもっと積極的に声をかけたり、イベントに参加しようと決意して、中国語サロン、イベント、授業の討論などで日本語で話してみました。そのおかげで、いろいろな人と仲良くなったり、日本人の友達と出かけたりすることができました。
　あっという間の1年間でしたが、留学に来てよかったと思っています。声をかけてくれた人に、仲良くなった友達に、いつも励ましてくれた先生たちに感謝しております。この1年は私にとってかけがえのない時間であり、1年間の思い出はきっと心に刻まれます。本当にありがとうございました。