外国語学部 英語学科
入澤海斗
2023.9~2023.12
私はイングランドのチチェスターカレッジにて3か月半留学をしました。個人的に人生初の海外生活だったこともあり、起こる事全てが新しいことの連続で毎日が刺激的な三ヶ月半でした。
英語学科に所属しているとは言え、留学に行く前は英語を日常的に使うことは多くありませんでした。そのため、始めの2~3週間は日常的なコミュニケーションにさえ苦労しました。授業内では留学生として教員方も理解しようとしてくれましたが、一歩街に出ればさらに難易度も上がり、自分の言いたいことがうまく伝えられないことや、相手が話していることが理解できないことにとても歯痒さを覚えました。しかし、言葉が通じないという今までにない悔しさが勉強をさらに頑張ろうと思うきっかけになり、その後の英語の上達にもつながったと思います。
また生活面では人生初めての寮生活をしました。寮では年齢や国籍などを含め、育った環境が全く異なる人たちとの共同生活だったため、様々な価値観に触れるとても良い機会になりました。部屋こそ一人部屋ですが、授業外の多くの時間をフラットメイトと共にすることになるため、多くの友人ができました。授業後に寮の目の前にあるグラウンドで18歳以上と以下の寮でサッカーの対抗戦をしたり、皆で料理して食事をしたり、観光に出かけたり、街のパブに毎週のように飲みに行ったりと、挙げ出したらきりがないほど本当に多くの思い出を作ることができました。特に友人とエジンバラに旅行をしたこと、ブライトンでサッカー観戦をし、三苫選手のゴールを生で二度も見られたことは特に印象に残っています。
寮には本当に様々な国出身の人がいて、最初はそのような状況に圧倒されていました。しかし、自分の英語力に自信をもって関わっていった結果、最終的には日本にまだ帰りたくないと心から思えるほど多くの人と仲良くなれました。
カレッジでは学生のためのイベントが毎週開かれており、友人を作る機会やいろいろなことを体験する機会は多くあると思います。また日本人のスタッフの方もカレッジに在籍しており、何かあったときに相談できる環境があるため、安心して学ぶことができました。
チチェスターの街は比較的穏やかで、安心して暮らせる環境でしたが、イギリスは物価も高く円安の影響もあり、金銭面では幾分か苦労しました。しかし、異国に暮らし節約方法を自分たちで模索していくという経験も今後の生活の大きな糧になったと思います。
三か月半という短い期間ではありましたが、日本では経験できないことをたくさん経験することができ、本当にかけがえのない時間を過ごすことができました。チチェスターで出来た友達と再会することを目標に、今後も英語学習に取り組んでいきたいと思います。
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