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杏林大学との交流の様子が北京第二外国語学院ホームページで紹介されました

 本学の協定校である北京第二外国語学院の邱鳴副学長一行4名が3月に日本を訪問され、本学が開催したグローバル人材育成推進事業シンポジウムに参加された他、本学卒業式でご挨拶をいただき、また今後の交流につき意見交換を行いましたが、その様子が北京第二外国語学院のホームページで大きく紹介されました。

北京第二外国語学院ホームページ


邱鳴副学長が本学の友好交流大学である日本の杏林大学を訪問しました。

 日本杏林大学からの丁重なお招きにより、3月15日から23日まで、本学の邱鳴副学長、日本語学院学院長の周潔教授、日本語学院の楊玲教授、路邈准教授の一行4名は、杏林大学の主催による「グローバル人材育成推進事業シンポジウム」ならびに杏林学園の卒業式に出席し、あわせて教員との間で交流や座談を行いました。

 3月16日午後、邱鳴副学長一行は、まず杏林大学主催の「杏林大学 グローバル人材育成推進事業シンポジウム」に参加しました。席上、邱鳴副学長は基調講演を行い、次のように述べました。
高等教育のグローバル化は世界経済のグローバル化の面からの高等教育に対する客観的な要請であり、高等教育自身の発展による必然的なものでもあること。グローバル化という背景のもとで、国際化という発展戦略を通じて、大学経営のレベルと能力を高め、人材育成のモデルの改革を推し進めることが必要であること。大学の国際化の推進にあたっては、とくに以下の5つのレベルにおいて注力が必要であること。まず、基本的な理念においての国際化が先導する。次に、管理面の国際化が前提となる。3番目に教師の国際化が基盤である。4番目に学生の国際化を立脚点とする。そして、5番目に学問分野の発展と科学研究の国際化をテーマに掲げる。ということです。
邱鳴副学長はさらに本学の国際化構築での成果を紹介し、あわせて、日本の杏林大学が協力し支援してくださったことについての感謝を表明しました。

 日本語学部長である周潔教授はシンポジウムの席上、発言をしグローバル化の時代背景のもとで、クロスカルチュラルな人材育成の必要性について述べました。合わせて、日本語学部の国際化ならびに応用型人材育成の状況についての紹介を行いました。

 3月18日、代表団一行は杏林学園の卒業式典に出席しました。卒業式の席上で、邱鳴副学長は杏林大学の友好大学である北京第二外国語学院の代表として、熱い思いを込めたスピーチを行いました。邱鳴副学長は卒業生の皆さんに、今後の中日友好交流の事業の中で、そしてグローバル化する国際社会の発展の中で、さまざまな困難にも遭遇するでありましょうが、勇気と知恵を発揮することで乗り越えて、人類社会の発展にそれぞれの場での貢献をされるようにとの励ましの言葉を贈りました。

 3月21日、代表団のメンバーは杏林大学八王子キャンパスを訪問しました。塚本慶一・塚本尋両教授の御案内で、同時通訳教室、アクティブラーニング施設、中国語サロンなどを見学し、併せて杏林大学の教員の方々との交流を行いました。

 日本の杏林大学と本学とは10年以上に及ぶ友好交流の歴史があります。2006年に両校が学術交流協定を締結してからは、双方はさまざまな大学間交流活動を展開してきました。両大学の指導部ならびに教職員の相互訪問、若手教員の研修、留学生派遣、学術交流などの面で多大なる成果をあげています。今回の代表団が杏林大学を訪問したことで、双方は互いの友好交流関係の強い絆をさらに確認しあいました。このことは今後、両校が協力を継続深化させて、教員の相互派遣や学生の往来をさらに強化し、より多くの学術交流と共同研究などについて深く検討を進めていくために、実のある進展をおさめたものといえます。このたびの訪問が、本学の国際化戦略の推進、とりわけ、日本の友好協定大学間との国際協力関係のさらなる開拓を積極的に推進する役割を果たしたものであると確信しています。

シンポジウムで講演される邱鳴副学長

シンポジウムで講演される邱鳴副学長

ホームページで紹介された杏林大学卒業式写真

ホームページで紹介された杏林大学卒業式写真