10月12日杏園祭初日に中国語スピーチ・朗読大会が開催され、1年生から4年生の中国語学科学生が出場し大盛況のうちに終了しました。大会は、朗読部門とスピーチ部門に分かれ、朗読部門は9名、スピーチ部門は10名の学生がエントリーしました。朗読部門では事前に指定された課題文の中から一つを選んで朗読、スピーチ部門では、自分で書き上げた約5分間の文章を原稿なしで発表しました。
今回の大会に向けて、先生の指導だけでなく中国の大学から来た留学生に熱心にマンツーマンで特訓を行ってもらった参加者は日頃の成果を存分に発揮することが出来ました。とりわけ今年は1年生が大いに奮闘し、朗読大会で上位を占め会場は大いに盛り上がりました。学生の発表の後、審査頂いた塚本慶一先生から高い評価とあわせ労いと激励の言葉が寄せられました。
スピーチ大会会場は、学生のクラスメートだけでなく、保護者、友人、中国からの留学生などで埋まり盛況なイベントとなりました。学生のスピーチの後、審査員の講評に続いて、保護者の方からも温かい応援のお言葉を頂戴することが出来ました。ふだん大勢の前で中国語を話す機会の少ない学生たちにとって、こうした張りつめた雰囲気の中で発表することにより、中国語に対する自信がさらに深まったことでしょう。
本学が昨年より文部科学省の「グローバル人材育成推進事業」校に採択され「中国語圏で活躍するスマートでタフな日中英トライリンガル人材の育成」を目指すことが発表されたこともあり、学生の中国語学習意欲は大いに盛り上がっています。採択決定後、「中国語サロン」の開設、e-ラーニングの導入、教職員の増員、同時通訳設備をはじめとした教育施設の拡充等さまざまな施策が今回のスピーチ・朗読大会の結果にも如実に表れていると言えましょう。
審査の結果、賞状を授与された皆さんは次の通りです。
スピーチ部門 一位 佐藤誠 (3年生)
同一位 黒岩謙太郎(3年生)
三位 村上大介 (3年生)
特別賞 森田菜々美(3年生)
朗読部門 一位 砂川有紗 (1年生)
二位 小林恵 (1年生)
三位 菊地貴之 (1年生)
特別賞 疋田友子 (2年生)
(2013.10.13)