八王子キャンパスでひよどり山中学校生徒が職場体験

　3月4日（火）, 5日（水）の2日間にわたり、杏林大学八王子キャンパスにおいて、地域交流課が主体となり、八王子市立ひよどり山中学校生徒の職場体験を受入れました。この職場体験は、「中学校の総合的な学習の時間」の中で義務付けられているもので、今回参加した中学生は男子生徒4名、女子生徒4名の合計8名（2年生6名, 3年生2名）でした。
　
　初日の朝、生徒達は緊張した面持ちで学生支援課にてオリエンテーションを受けた後、保健センター、キャリアサポートセンター、人文・社会科学図書館と各部署を回り、ベッドのシーツ交換、クラブ部室の確認、二輪車の登録管理、求人票データの入力、書架整理等様々な仕事を体験しました。また昼食は、初めて大学の学食を経験しました。
　
　あいにくの雨になってしまった２日目は、屋内でプランターの花植えから始まりました。予め用意した花の苗木の中から各人8本選び、それぞれ担当のプランターの中に植えていく作業です。ここではみな緊張感も解けてリラックスし、談笑し合う場面も多く見られました。昼を挟んで午後からは、語学サロンと総合情報センターを回り、英語と中国語の授業を受けたり、コンピューター室の清掃業務を経て最後は学生支援課に戻り、無事２日間の日程を終了しました。
　
　生徒達に感想を聞いてみると、「仕事毎に分かれてやって、早く終わったら他のグループの仕事を手伝うということを注意されて学んだ」「大学に行ってもすることなんてないような気がしていたけれど、普段は見えない所で行われている作業や行動がこんなにもあるんだなと思いました」「2日間を通し、様々な業務をする中で大学の広さ、その中での多種多様な業務がありとても驚きました」などと話していました。こうした地域貢献活動を今後も継続的に取り組んでいきたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2014.3.12　地域交流課