2014年2月13日(木)グローバル人材育成推進事業の一環として、シンガポール大使館を18名の学生及び教職員が訪問しました。
シンガポール大使館では、初めに鄭 遠 傑(ゼン ユエンジェ)一等書記官によるシンガポールに関する気候、教育、民族、宗教、経済等の基本情報及びシンガポールと日本との二国間関係について、プレゼンテーションがありました。多民族国家であるシンガポールの内情、地理を活かした貿易、国家として取り組んでいる観光(サービス業)の成長戦略等についてご説明いただきました。
続く質疑応答では本学の学生から観光、経済、政治等、多岐に渡る質問に対し丁寧に、時にユーモアを交えてお答えいただきました。学生からの質問の一つとして、まだ新しい国であるシンガポールが先進国である理由は何か、という質問に対し、貿易のハブであること、安定した政権による長期的なプランへの取り組み、そして天然資源のないシンガポールが最も力を入れている人材の育成が飛躍的なスピードで国際競争力や経済力を持つ国となった理由であるとお話いただきました。
最後に大使館内のツアーでは、シンガポール人アーテイストによる美術作品に彩られた華やかな館内にある各国の要人をおもてなしするダイニングホールやビザ申請者が訪れるオフィス、シンガポールに関する書籍が並ぶ図書スペース等をご案内いただきました。
杏林大学が取り組むグローバル人材育成推進事業である世界で活躍するスマートでタフな日中英トライリンガル人材育成という目標の基、大使館訪問を通して他国を知り、異文化理解を深める活動を今後も推進して参ります。