9月24日に外国語学部アクティブラーニングルームにて夏休みに実施された2つの日本語教育インターンシップの報告会が行われました。
一つは,今回,2回目となるニュージーランド日本語教育インターンシップ(CPIT:クライストチャーチ・ポリテクニック工科大学)で,英語学科の学生4名が参加しました。前回に引き続き,国際交流基金「海外日本語教育インターン派遣プログラム」の採択を受けたこのプログラムは,期間を2週間から3週間に延ばし,模擬実習を2回実施するなど,さらに充実したインターンシップとなりました。
日本語学校インターンシップは本学の卒業生も勤務する東京国際日本語学院で企画・実施されたもので,英語学科の学生1名が参加しました。
どちらのインターンシップも授業見学やアシスタントの他,日本文化のイベントに参加するなど,学内の実習だけでは学べない貴重な体験をすることができました。今後も,テキサス日本語教育インターンシップをはじめ,国内外で日本語教育の現場を体験する機会を増やしていく予定です。日本語や日本文化を海外へ伝えることに興味のある学生は,ぜひチャレンジしてほしいと思います。
※SENDプログラム(Student Exchange Nippon Discovery)の一環として実施しています。
※写真は全てニュージーランド日本語教育インターンシップの際のものです。
「日本語学校インターンシップに参加して」
研修では,サマーコースで学ぶ学生に対して,模擬授業を2回行いました。どちらも「日本」について教えることが課題だったので,1回目は「スタジオジブリ」について,2回目は「北海道と沖縄の比較」について行いました。
今回この研修を通して学んだことは,多言語の学生を対象にした指導方法と学生の学ぶ意欲の高さです。この学校に来る学生は日本が好きで日本語を学びたいという高い意欲を持って来ます。1ヶ月という短い時間で会話ができるようになるまで学んでいました。また,今回参加したサマープログラムでは,様々な国から学生が来ているので,日本文化をより深く理解したり,授業外のサポートをするためにも,教師は英語以外の言語も学ぶ必要があると感じました。