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10/17 第6回杏林大学グローバルシンポジウム開催報告

 10月17日(土)、八王子キャンパスD棟108号室において「海外留学の促進と成果~大学のグローバル化における杏林大学の実績と展望~」をテーマに第6回杏林大学グローバルシンポジウムを開催しました。
 シンポジウムでは第三者(外部)評価委員2名の先生に加え本学の学生・教職員、一般来場者など163人が参加し、海外留学・研修から帰国した4学部10組16名の学生が留学経験や成果(語学力の上達、異文化交流・理解、専門分野の交流その他)についてプレゼンテーションを行いました。

 開会の挨拶で跡見学長は、グローバル人材育成推進事業の採択から語学力強化の環境整備や50校を超える海外協定校の拡充等、これまでの本学の取組みについて説明し、これらの活動が留学促進に繋がっていること、また、他学部への波及が進んでいることを紹介しました。

 第1部の外国語学部学生による報告では、それぞれの留学先で学んだ言語(英語または中国語)で、留学先の授業報告、留学経験などを発表しました。英語圏留学者からは、レベル別のクラスにおける授業やホストファミリーによる生活のサポートに加え、現地の交流会でホームパーティやクリスマスパーティで日本食を振る舞ったりマジックを披露するなど積極的な交流を図り、コミュニケションスキルが向上したことが報告されました。またTOEICスコアが大きく上昇した話や、現地の文化や自然に触れ、現地の教員・学生また他国からの留学生との交流で得られた経験を感動的に伝えました。また終わりに坂本外国語学部長より夫々の学生に発表内容について英語での質問がありましたが、見事な応答ぶりに場内からは感嘆の声が上がりました。

外国語学部 英語圏留学

外国語学部 英語圏留学

外国語学部 英語圏留学

外国語学部 英語圏留学

外国語学部 英語圏留学

外国語学部 英語圏留学

 中国語圏留学者からは、現地での生活と観光地や食べ物についての紹介があり、現地の人たちの様子や実際に繁華街のレストランを訪れての食の感想を活き活きと伝えました。また終わりに塚本国際交流センター長より夫々に発表に関連した内容について中国語での質問がありましたが、「中国人と区別がつかないほどの語学力」であるとの言葉通りの応答力でした。

外国語学部 中国語圏留学

外国語学部 中国語圏留学

外国語学部 中国語圏留学

外国語学部 中国語圏留学

外国語学部 中国語圏留学

外国語学部 中国語圏留学

 第2部は、スノードン副学長の進行により、医学部・保健学部・総合政策学部の学生による海外研修の報告をしました。
 医学部からは6年生が、海外におけるクリニカル・クラークシップとして病院実習を行い、アメリカと日本の医療環境の違いと留学を今後どのように生かしていきたいかについて報告がありました。
 保健学部からは看護の見地から、日本では自分で病院を選択出来るが、イギリスはNational Health Serviceという無料で提供される医療制度において、かかりつけ医を受診する(緊急時を除いて)という、それぞれの国が提供する医療のスタイルの違いを英語で報告しました。
 総合政策学部からは、海外ゼミ合宿として経済や政治について学んだことを現地で実際に体験したり、現地の人との交流を深め、海外研修の重要性を発表しました。短期間の研修ではありましたが、現地で交流した台南の学生が翌月に来日した際、今度は東京で当学学生が観光案内をするなど、プログラム終了後の現在も交流が継続していることが報告されました。

医学部 海外におけるクリニカル・クラークシップ

医学部 海外におけるクリニカル・クラークシップ

保健学部 海外研修

保健学部 海外研修

総合政策学部 海外ゼミ合宿

総合政策学部 海外ゼミ合宿

 第3部は、講評・総括として第三者評価委員の2名、横河電機株式会社社友の内田勲委員、およびテンプル大学ジャパンキャンパス学長 ブルースストロナク委員より講評・総括をいただきました。
 評価委員からは「学部の違いにより、海外留学・研修の目的や学生の得るところも様々であるところが興味深かった。留学を通して学生が大きく成長している様子が伺える。今後もこのような会を開催して後輩が先輩の話を聞く機会を続けて欲しい。」と高い評価をいただきました。また「経験がすべての基礎になる」との話から、「全員が海外留学・研修を経験すべき」とのメッセージをいただきました。

内田 勲委員

内田 勲委員

ブルース ストロナク委員

ブルース ストロナク委員

                         評議委員・発表者・本学教員

                         評議委員・発表者・本学教員

今後も本学のグローバル人材育成事業で揚げている「卓越した語学力(日中英トライリンガル)」と「スマートでタフな交渉能力」について、推進・成果の検証を行い、大学全体で取り組んで参ります。
                              2015.10.22 国際交流課